チェイサー日記(路上抗争篇)
2013年1月〜4月


→やだもー!





2013年あけましておめでとうございます。

気が付いたらもう入手してから丸11年を超え、再登録からも10年目となってしまいました。10年目という節目の年にあたって・・・

・・・

特にどうという予定はございません。
今後も程々の気合にて参る所存にございます。


去年までは298円のお飾りを付けておりましたが、いっぱしの値段の癖に相変わらずのクオリティ。なので今回は2台分ともダイソーにて調達しました。そこそこの見栄えながら微妙に何か物足りない辺りが100円の限界でしょうが、実際問題としてこの値段で文句を言うのは大人げない。
クラウンにはいつものような注連飾りを、こちらにはネタバッジに合わせてリースタイプを使用。ネタバッジについてはまたの機会があれば。あるかな。







所用でグローブボックスの脱着をしていて中のランプが切れているのに気が付きました。
そこでこの際なので車内照明類をLEDにしてみようと思います。今さらですかという向きもあるかと思いますが。

照明と言ってもパイロットランプや計器照明は換えません。グローブボックス、ルーム、フロントパーソナル×2、ラッゲージのランプのみです。前々からこいつら暗いなあと思っては居たのです。ハイワッテージに換えても良かったのですがどうせならLEDだよねということで値段や質の様子見をしておりました。いい加減こなれてきたと思うので良い機会です。

LEDのリプレースルームランプというとどうしても超白だとか爆光だとかになりがちですが、あからさまにLEDにしました!みたいな白いものはこのクルマにマッチしないと思い、また焦げたような色合い自体は嫌いではないので全て電球色での統一とします。





ルーム用というとレンズの面積いっぱいの大きい基盤にLEDをずらり並べるタイプがありがちですが、光源丸見えで見た目にも換えていることがひと目で分かるのは好ましくありません。なので単純に元々の電球と入れ替えるタイプ限定となります。また改めて言うまでもないですがそんなにコストを掛けるつもりは最初からありません。

検討の結果Ahooオクに個人製作で出品されているものを使うことにしました。使用されているのは日亜科学工業のFLUX LED、「新雷神」。日本製、15.1-18.0ルーメン。指向性150度の広角ということで照射範囲も期待できます。
元のスペースに収めるには4個が限度です。また全長は口金を削って31ミリに詰めてもらいました。これで1,000円強(送別)。





点けてみると実に程良い。
色味も良いし、やたらに明るすぎないのも良い。元を知らなければ気付かずスルーしてしまいそうな程度の明るさ、でもオリジナルよりは確実に明るい。点いてるところを仰ぎ見ても光源は1個にしか見えない。消費電力は言うに及ばず。ばっちりです。





トランクとグローブボックスはまた別のLEDを使ってみることにしました。こちらは同じく日亜科学でも5ミリ砲弾型の「NSDL570GS-K1」、21.4-25.5ルーメン、140度。先のルーム用と同じ手による作製です。

トランクはT10のウエッジにこれを3発。スペック的には3発で4発のルーム球と同程度の光束のはず。
「新雷神」に比べるとやや光が黄色っぽいですが、気になるようなものではない。こちらもはっきりと前より明るくなって満足です。隅から隅まで照らすと言うまでには行きませんが、そもそもランプ自体が端の方に付いている時点で仕方がないことでしょう。





グローブボックスは同じ物を1発。狭いのでこれで充分です。
写真では光が赤っぽく写っていますが、実際はこれほど赤っぽくはありません。もう少し黄色っぽい、爽やか?な色。

トランクとグローブボックス併せて700円ほど。自分で材料を仕入れて作るより安いくらいです。





最後に残った問題はパーソナルランプ。
BA9s口金+逆極性(中心が−)+光源横向き+電球色なんて数え役万みたいなもの売ってるわけがない。なのでここだけは自分で作ることにしました。ルームとトランクで別のLEDを選んだのは実はその辺のリサーチも兼ねてました。

それにしてもホントに暗いなこれ!8Wあるのに!

実を言うとここがもっともハイワッテージ化を堰き止めていた箇所でもあります。だってなんか馬鹿らしいんですもの、タダですごく明るくする方法が分かっていたので・・・





こうするだけです。
これでめっちゃ明るい。

集光させすぎなんですね・・・
これより後年のマップランプが集光レンズの周りに普通のカットレンズを大きく広げた構造になっている理由がよく分かります。無駄なんだもの。完全に。

ここもやはりルーム同様大きい基盤平面上にいくつも並べる方式が採られることが多いですが、そもそもレンズ面積が小さいので大面積にいっぱい並べても意味がありません。スペースも足りないし。なのでやはり電球とそっくり交換するスタイルとします。





てなわけで通販で前述の5ミリLEDと基盤、口金、抵抗を購入。スペースと光量からして片側3発に決定。回路的にも楽だし。
そしてさくっと完成。

ごめんなさい嘘吐きました。
これ一回作り直して2回目に作ったやつです。

一度目はだいぶ場当たり的に組んでしまって、回路的には成立していても絶縁が危い代物になってしまいました。危うくゴミ箱へシュートしそうになりましたが、にLEDの工作をした時にハンダ吸い取り線も買ってあったのを思い出し、うまくバラして組み直しました。バラすのは上手く行ったとて最終的に上手く組めているかは少々怪しいですが。
何しろこういうLED工作生まれて初めてなもので・・・そんなド素人でも抵抗値とか全部計算してくれるサイトがあるし、材料は全部通販で届くしで、つくづく便利な時代になったものです。





参考にしていただいていいのか怪しい組み立て図。

上下のLEDの向きを逆にして外側から繋いだのが一回目からの改良点で、最初は全部同じ向きにして上下を内側から繋いでしまったので、電源と抵抗に繋ぐ線が口金の縁ギリギリになってしまいました。

本当はソケットに対して斜め方向に照らすので、ソケットのボッチに対して基盤を斜めに固定するのがベストかとも思いましたが、めどいので止め。広角だからそれほど問題にもならないでしょう。
基盤はある程度口金の内径ギリギリにした上で、手近にあったセメダインスーパーXを詰め込んで固定。





こういう場合は電球との比較画像を・・・とそれくらいは思い付いたのですが撮影は上手く行きませなんだ。

「いやこれでいいんじゃない?一応わかるよ?」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが失敗なのです。これ右が電球ですから。





蓋をして完成。
こちらもしっかり明るくなりました。3つ全部点ければかなり明るい。ルームと色味が違うのは全く分かりません。

パーソナルランプ2個の材料費は1,200円ほどでした。今回交換した5ヶ所全部合わせても3,000円でちょこっとお釣り(送別)。下手をすると1個でこれくらいの金額になってしまう可能性さえあります。というか現にこれくらいでほぼ同じルーム球を売ってるサイトがありました。コストパフォーマンス的にも成功と言えましょう。問題は自分で作ったパーソナル球の耐久性に不安がある程度。

本当はこれ以外の各種灯火類、特にブレーキ灯などをLED化した方が電力消費削減には良いのでしょうが、見た目の変化があるのは御法度ですしそれほどのコストを掛けてまでやりたくもないのでたぶんやりません。







また車検の時期です。
ディーラーへ頼むのも何ら代わり映えなく。

今回はオイルも冷却水も夏前の修理で入れ替えているので、交換せずそのまま通すことにします。入庫時にATのオイルパンが湿っているのが気になると話すとリフトアップして見せてくれました。他からもちろちろ漏れているようではありますが、どうやら大部分はインヒビタースイッチのシャフトの付け根から漏れているようです。そんな予感はしてました。とりあえずよく拭いてそのまま通してもらい、後日対応予定。





雪が降ったこともありついでに前回ポ壱号のヅラ…じゃないUVシートの交換をしてからほぼ1年の中間報告をします。

もう全然違います。比べものになりません。前回前々回でこのスパンだともう完全に素材が終わっていて、生きてるか死んでるかなんて誰がどう見ても明らかだったのですが、今度のは確かに少し硬くなり表面がガサ付いて劣化しているのは分かるもののシートとしての機能には何ら不安が感じられません。前より厚みが増しているのも無関係ではないと思いますが、そういう問題ではない気がする。お陰で雪かきにも過剰に神経を使わずに済みます。値段は倍以上でも倍以上保ちそうです。倍以上と言っても5千円台なのですから充分お値打ちと申せましょう。







そして例によって今年もニューイヤーミーティング。
今年は何となく気勢が上がらず行くの止めようかとも思ったのですが…折角ですので。一年に一度のことですし。

また朝から迷惑にならないところで暖機するわけですが、どうもサーモの開くのが明らかに遅い。夏場クーラー掛けて渋滞にハマったような位置にまで水温計の針が上がります。水温計の針の下がり具合で「ああサーモ開いた」って分かるとこまで上がるのはちょっとおかしかろう。





いつものように(去年除く)例の駐車場向かいまで来ると、今年は交差点に警備員が居てUターン禁止と言うではありませんか。
では仕方ないと一旦通り過ぎて長い駐車待ちの列の最後尾に付いたものの、列は全く動かないばかりかパトカーが来て『分散して駐車してください、駐車場はもう1台、いえ…どう詰めても2台までです!』とアナウンスまでする始末。ここで延々待つのも馬鹿馬鹿しいのでとっとと列を離れて船の科学館に停めました。今まで知りませんでしたがこっちは時間制なので早めに引き上げる場合むしろ安く上がるのですね。

後で行って驚きましたがあの砂利の駐車場が綺麗に舗装整備されてしまっていました。あの雑然混沌とした感じが好きだったのに。しかもそこに来て今年は出来損ないのアオシマのプラモみたいのが大勢を占めててつまらないことこの上なし。残念だ。入口に10センチくらいの段差付けて入場規制したったらええんじゃ





まず最初に見に行ったのがこれ。
某掲示板で途中経過も見ていただけに気にならざるを得ない。
めっちゃきれいでした。ギャラリーからも大好評の様子。

ちなみにこの4速やさんでは割れたデルタワイドのフロントガラスを募集中でした。あんまりなので写真は撮りませんでしたが。ていうか部分強化ガラスの割れ方しばらくぶりに見た。





コロナやさんのブース。

でけぇ!
ダルマコロナでけぇ!





写真じゃよくわかんないですね。
隣に華奢なRT20が並ぶせいで一際デカく見えます。なるほどマスターのボデーパネルを流用したというのがよく分かる。古いプレートが並ぶのも素晴らしい。

そう言えばこれまたマスターのボデーの前半分を使った初代マスターラインピックも一般展示がありました。人出が切れないので撮るのを忘れたのを今思い出した。





シルエット'70のバンも。





こちらもチェックせざるを得ない。
ちなみに手前のはT型の後期になります。





大変キレイなスプリンター。





この年代は資料として当時の自動車誌を見た時によく見かけるせいで、個人的に親近感が湧いてしまいます。よくぞ残っていたものだ。





もっとも「よくぞ残ってた」って意味ではこれに勝てるクルマは居なかったと思いますが。
解体屋から奇跡の生還を果たしたフェロー7。





ウインカーのリムが庇状になっていて、そこにポールが付いています。純正オプションでしょうか、当時の社外用品でしょうか。面白い。





こちらもキレイ。

これも茨城ナンバー…茨城の5・6代目キャリイ濃度高過ぎ問題…





やくざなプリマス。63年か。
車種選択のみならずエアスクープとタイヤからやる気満々なのがわかります。こんなのカタギの人が乗ってるわけがない。(※最高に褒めてます)





ここから駐車場。67年のガラクシー。
もっと皆さんこういう変わったアメリカ車に乗ったらいいと思います。ました。





ファストバックのチェイサー…じゃない。

この辺も当時の雑誌ですっかり顔馴染みです。このバンパーやモールの艤装のごちゃごちゃした感じが凄くかっこいい。





なんかアメ車ばっかり撮ってました。70年のロードランナー。





一見して非常にキレイな130系ワイドですが、これを見逃してはクラウンマニアとしてモグリと言われかねません。累計300万台記念車、いわゆる「カシミヤ・リミテッド(またはカシミヤスペシャル)」。
ホイールもオリジナルでよく分かっていらっしゃる。





こういう、駐車場の一角だけ時代がおかしくなってるのとか実に素晴らしいと思います。





同じ顔のサバーバンがDIY修理サイトで有名なので、直接関係なくても自然と目が行きます。これ(かサバーバン)のピラーから上のぶった切れたのが某所にあるのですがアレは捨ててあるのか部品保管なのか気になる。





何というか…すごい組み合わせだ。なに屋さんだこれ。


去年が寒すぎたので今年は一枚多く着て行ったら…暑い…
腰が死にそうになったこともあり少し早めに引き上げたら駐車料金がちょびっと浮きました。

今回は結局会場で何も買わずに帰ってきました。それでも戦果は大いにあったので無沙汰が過ぎる私くしめをスルーすることなくお声をお掛け下さった某氏にはどれだけ感謝してもし切れませんです。



 (※マウスオーバーまたは長押しでで反対側)


因みにグリルバッジだけでは物足りず←こんなイタズラをしてました。誰も気が付かなかったと思いますが。

真っ先に思い付いたのはあの幟でしたがいくら何でも痛過ぎるのでやめ。ダミーアンテナを立ててフラッグ車…は砲撃されると困るのでやめ。側面だけのプリントとずいぶんお粗末な出来ですが、元々B級ドラッグストアの安価な販促品をイメージして小一時間で作ったものなので気にしない。
白い楕円枠のギザギザはオリジナルのリポDのままで一切細工してないのですが、出来上がってみるとまるで履帯をイメージしているかのように見える不思議。







大雨が降ったので湿気を払うつもりで少し乗り回そうとしましたが、なぜか全然動こうとしません。
何か踏んでたか?思って左後ろに回ってみると…


oh...





単に抜けたのか何か刺さりでもしたのかは確認しておりません。このヒビの入りようを見たら復旧する気にすらならなかったからです。皆様こちらに見えますのが製造から12年、交換から丸10年目となりましたタイヤのヒビとなります。

実を言えばこの前7年もののバッテリーを交換した時に、先に換えるべきものがあると言うことはちゃんと認識していました。ただタイヤだけ交換するのなら話は早いのですが、自家塗装したホイールの塗装がだいぶボロっちくなっているため、どうせなら一緒にホイールも塗り直したい、でもめどい…ということでひとまず先送りとした矢先の出来事でした。何にしても出先で発生しなかったのは大変幸運と言えましょう。『いいからとっとと換えろよ』という神の御言葉なのかも知れません。





ホイールの再塗装までとなると全4輪外さないといけませんが、ウマだけで浮かせておくのも不安なので長らく仕舞ってあった新車時のホイールとタイヤを引っ張り出して当座の代役を頼みます。まさかこういう風に出番が来るとは思ってなかったことでしょう。私もですが。





諸般の事情によりいきなり完成図となっていますことをお詫び致します。

外したスーパーR.A.P.の方はまずはタイヤを外してもらい、塗装を剥がします。とは言っても前回剥離剤でだいぶ苦労した割にあまり報われなかったので、今回はサンドブラストで剥がすことにしました。作業を頼むと高いしそこまでの気合いもないし、なのでタイムレンタルをお借りして自分でやります。
ところがいざ自分でやってみると想像していたよりも時間が掛かるもので、まず最初に重要なリム周りだけを4本全部攻めて、進行状況に応じてディスク面を…と考えていたのですが、思ったより進まない上にリムをだいたい済ませた辺りでまたぞろ春の嵐が吹き始め、鼻水は垂れるわ目は痛いわブラストキャビネットの中より外にいる俺のが砂まみれじゃねーか!!みたいな状況になってきたため、結局リムのみ綺麗にしただけで終了。なので塗膜を剥いだ境目や前回適当に剥がしたところはまたしてもボコボコです。もし次回があればその時こそは『面倒でも手抜きダメ』を貫徹したい。でもたぶんしない。


サンドブラストタイムレンタル…エヌ・ビー・サービス(北本市)





塗装については今回はまず塗装剥離部分に密着剤を塗布、その上に全面的にサフを吹き、更にトップクリアを缶スプレーながらウレタンとし、耐久性を向上させるものとします。

塗装色については前回ボデーペンで「元色に近いような雰囲気がある気がする色」としてホンダのライトニングシルバーM(NH617M)を使用しましたが、その後各自動車メーカーで微妙な色のダークグレーが流行ったお陰で、ドンピシャの色が存在するようになりました。

同じくホンダの
ギャラクシーグレーM(
NH701M)モビリオスパイクとかの色ですね。太陽光の下で実物と色見本を重ねても色味、明るさともほぼ同じ色と言って良いレベルでした。メタリックの荒さまでは知らない。標準設定はありませんが特注で作成が可能です。2本購入。

ウレタンクリアもボデーペンで。なんかネットではボデーペンのウレタンクリアについては「下に塗って良いのはボデーペンのラッカーだけ」かつ「カラーを塗ってすぐ塗り重ねないとダメ」みたいな感じに言われることが多いですが、缶を見るとちゃんとそれ以外のパターンのことも書いてあります。もっとも前者の組み合わせがベストとなることは間違いないでしょうから、できれば合わせたいところではあります。なので合わせました。

※何故か間違えたカラーコードを長い間提示していたので直しました…何故だろう…





タイヤについては非常に悩ましいところで、そもそも稼働状況を考えると新品は勿体ないというレベルです。ただし中古でそうそうお誂え向きのものが出るとは限りません。年数による管理を考えると最低でも1年落ちくらいでないとつらいし。それにこのサイズって元々が大してしないので中古に今ひとつ割安感がないのですね。

新品にするにしても見た目と中味の組み合わせに悩みます。元々の走行能力を考えるとエコタイヤの転がり抵抗の低さや燃費の良さで援護して欲しいところですが、トレッドはともかくサイドウォールにナックルラインやら葉っぱやらが描いてあって賑やかなものばかり。
地味なデザインのものはエントリークラスに多いですが、こちらは設計自体の古いコンフォート系が多く、エコタイヤとしての性能は期待できません。もっともコンフォート系で乗り心地を優先するというのもアリではあるのですが。

もう少しでエコピアEX10の微妙な中古を買いそうになったところでこれを知りました。今年の2月に発売されたばかりのモデル、ブリヂストンのネクストリー。パタン自体は完全にエコタイヤのそれでありながら、サイドウォールは昭和に逆戻りかと思うほどのあっさりデザイン。エントリーモデルなのでお値段も控えめ。
それだ!!!!





当然ながら普通に買うと高いのでオクで最安値を購入。送込みで6千円台半ばだからだいぶ安いです。バルブは新品を自分で取り付け、タイヤの組み付けだけはタイヤ屋さんにお願いします。

10年落ちから一気に新品なので乗り心地も何もかも良くなってるのは当たり前過ぎてインプレもへったくれもあったもんじゃありませんが、明らかによく転がってはいます。元々3ATでエンブレが掛かりすぎるクルマなので、惰性で走りやすくなるのは大変ありがたい。それにしても普通の乗用車用でこんなにサイドウォールのモールドが少ないタイヤって久方ぶりなんじゃないでしょうか。

色々込み込みでも無頓着にその辺のお店で交換する程度の金額には収まったと思われます。思いたい。







特にきっかけがあったわけでもありませんが、前々からろくでもないと思っていたシートカバーを交換します。しました。
付けた時から言ってますが、安いからある程度仕方ないとは言え形状はともかく生地も縫製もろくでもないものでした。





代わりに使用するものは当時物です。未使用なので何となく勿体なくて仕舞ったままになっていましたが使ってしまいます。
どうしても当時物でないと形状(特にヘッドレスト)が合いません。これは適合表に『ニュースカイライン <R30>』とか書いてあるような年代のものなのでそこそこフィットしてくれることを期待します。

当時物でLサイズリヤ肘掛け付きしかもベージュ色と条件を絞るとなかなか見付からないのも当然です。零号車にワインレッドのカバーが付いていた事など考えても、別にベージュじゃなくたってそれほどおかしかないはずなのですが。





かなりジャストフィットです。特にサイドサポートの辺りがしっかりしているのがありがたい。多少シワが見られますがそのうち馴染むでしょう。

ただ思ったよりデカいのでスソの辺りが微妙に余ります。安全ピンで引っ張って留めてみる。本来ならこのクルマにはLでなくMが最適サイズなのだと思うのですが、Mでリア肘掛け付きというのは汎用では普通ありません。





しかしその折角のリア肘掛けも窓の位置が合わずに使用は苦しいという…ついでに当時物ゆえにリアシートベルトの使用など全く考慮されていないので切り欠きも付いておりません。本当なら加工すべきですがベルトは引っ張り出せば出せるのでひとまずこのままで。
今までのはリヤの枕の事が考えられてなかったので中央部分が張ったままになっていましたが、これはちゃんと逃げが設けられているので後方視界、特に重要な下方のそれが6パーセントほど向上しました。

なまじ単純形状でないだけに位置決めが大変難しく、ひーこら言いながらようやくシートバックを固定して座面をはめようかと言う段になって「今度リアシートを外すことがあったら(マイナス線共通のせいで)『両方とも右リア』にしてあるリアスピーカーの線を引いてしまおう」と考えていたことを思い出し、仕方がない(何がだ)のでこれを実施。ちゃんとフロアトンネルのカーペット下を通して結線、晴れて位置は変則的ながら4スピーカー化が完了。見た目にあまり面白味がないので画像はありませんが。




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