チェイサー日記(路上抗争篇)
2008年6月〜12月
とび まーす(09年2月に) |
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藪から棒ですがフロントバンパーを交換します。 このクルマを起こす時に手持ちから見繕って付けたわけですが、バンパー本体の状態は決して悪くないもののモールの芯が腐っており、特に右側面部は完全に口を開けている状態。バンパー自体も特に上面のメッキ前の研磨跡がかなり目立つため、やはり中古品ですがややマシっぽいものと交換してみようかしら、あるいはモールだけでも入れ替えようかしら、ととりあえずややマシっぽいバンパーのサビ取りをしたり凹みを軽く馴らしてみたりしたものの、そのまま雨ざらしで数ヶ月放置。サビの根が取り切れていなかったところにまたサビが出てきたので、再度軽くサビ取り。今度は前回よりよく取れたので大丈夫そう。 画像はとりあえず今までのを外してみたところ。 |
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見づらいですが端部から3センチ辺りのところがパックリと口を開けております。フロントバンパーのモールはこの位置と前から見て向かって右の中央、EFIエンブレムの下辺りの状態で芯の腐り具合が判ります。 取り付け状態だとそんなに気にならなかったけど、単体で見るとコーナーのスリ傷ブツけ傷も結構ひどいですね。 もっともややマシっぽいものも同じ場所を盛大に擦っているのですが。 |
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バンパー本体も車体に付いてぴっかぴかに磨いてあると気にならないのですが、単品で見ると結構くたびれて見えます。単体で「ややマシっぽい」と思ったのが実は結構状態が良かったと気付かされます。 これはバンパーごと交換した方がいいですね。 |
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取り付け取り外しはどうということもなく終了・・・と思いきや何やらチリがおかしいです。右と比較して左のバンパーエンドとフェンダーのエグリの間がやけに広い。軍手を嵌めた親指でエグリ面の底が撫でられるのだから明らかに広すぎます。つーか右はむしろちょっと狭すぎる。ついでに車体正面に立って斜め上から見ると、左はバンパーとバランスパネルの隙間から地面が見える・・・前も隙間はあいてて地面見えてましたけどね。現状だと右側は全く見えないから明らかにおかしい。ついでに左は程よい高さだが右が低い。バンパーステーエンドの取り付け位置である程度調整できるのだが、それでもどうにも合わない。 |
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なるべく矯正できるようにステーを付け直してみる・・・が多少は直ったものの根本的にやっぱりどうにもならず。仕方がないので右の取り付け面にワッシャー噛まして前へズラす。 本当は左を引っ込めたいのですが、そうなるとサイドメンバーを引っ叩くとか分厚いバンパーステーをひん曲げるとかオオゴトになりかねないので・・・左右でズレてると言っても5ミリ以下の話ですからねえ。 左右均等に地面が見えるようになりました。本当はこれはおかしいのだろうな。バランスパネルのチリも完全でないのが影響している気はする、もっと言うと左フェンダーもタイヤハウスで僅かに折れているので、左はアウターパネルが全体に少し引っ込んでいる可能性も大いにあります。少しっつっても数ミリのレベルなんだから、パネルのチリというのは奥が深いですな。 |
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ナンバー付け替えたらぴっかぴかに磨いて完成。 完成画像は代わり映えないので割愛。 少なくとも前期型のバンパーはナンバー取り付け穴はただバカ穴になっているだけで、このように親切にブラインドナットが入れてあったりはしません。しないと思う。 これは後期型の純正のデフォ状態なのでしょうか、寡聞にて存じませんが。 |
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夕方近く、何気なくエンジンルームを眺めていたら・・・ フューエルリターンホースにヒビが入っていました。 (下側ホース、バンドのすぐ後の白い部分) じゃあまたの機会に・・・ ってわけにもいかないでしょう見てしまった以上は。 ホースは以前フューエルポンプとフィルターを外して「予期せぬエラー」が発生した際に長めに買ったのがあるので、さっさと交換してしまいましょう。 |
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たかがホース一本の抜き差し如きは簡単に済んでしまうのですが、車体側のパイプからホースを抜こうとすると妙にぐらぐらする。これってグロメットで留めてあるのにこんなもん?と思ってよく見たら、ブッシュがべろーんと飛び出して用を成していません。行きがかり上これも直さないわけにはいかず。やれやれ。 |
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すでにべろーんとはみ出した状態で固まっているブッシュ。 固まっているとは言っても姿勢だけ、硬化はしておらずゴムの弾力は衰えていません。穴は3つ開いてるけど銜えているのは鍔付きの穴にフューエルリターンとキャニスターの2本だけ。 上の画像で判るようによりによってエアコンのプレッシャーレギュレーターが上に覆いかぶさっており、ほぼ全くの手探り状態で 1.まずフューエルパイプに正しくグロメットをはめ込み、 2.その状態でグロメットにd形鉄板のブラケットを被せ、 3.レギュレーターの内側の正しい位置に合わせてボルト留め。 ブッシュに盛大にクセが付いている上に取り付け部付近はパイプの配置が平行になっていないので、やり易い位置でブッシュにパイプを通してそのまま取り付け位置までスライド、ということができないのですね。レギュレーターとキャニスターパイプの固定ボルトを外してクリアランスを稼ぐがなかなか上手くいかず、いい加減ウンザリして来た頃にしぶしぶ定位置に収まってくれました。本題のホース交換よりよっぽど時間かかっとるがな。 そうそう動くもんでもないし、これも新車時からなんだろうなぁ・・・ |
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亀裂部分。 中のメッシュまでは到達していないので、そうすぐに破れるほどの状態ではなかったようです。なかったようですって言っても、ねえ。 このホースのすぐ上にあったホースもこれとどっこいどっこいな状態にあるであろうことは明らかですが、そちらはサージタンクの裏っ側で固定されていて苦戦が容易に予想されること、またこちらのホースと違いインアウトともエンジンに固定されていて基本的に動かないホースなのでこちらよりは痛んでいないであろうと推察されるため、現状後回し。そのうちやります。 そんなことよりもですねちょっと思うことあって燃料ホースについて調べものをしてましたらですね今回使ったホースの売り物が目に付いたわけなんですけどもスペックの説明書きに『耐圧:0.2MPa』の文字が・・・ 以前の購入時に圧が何キロのどうのこうのと書いてるわけなので耐圧0.2MPaではマズいのは判っていたはずでありましてですねしかもそのホースワタシが買ったのと同じとこの同じ売り物であるにもかかわらずそのように書いてあると言うのはワタシの壮大な勘違いでなければ売り手のミスであることになるわけでありかと言ってもう随分前のことなのでどういうわけでそういうわけになったのか最早確かめるすべもないわけで。 まぁ今回の箇所はリターン側、プレッシャー側でなければ問題はないと思われる・・・ |
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が、この際なので買い直し&付け直し。 今度のは1.0MPaまで大丈夫です。 最高使用圧力 1.0MPa(10Kgf) (↑この部分覚書としてコピペ) ただし購入元はまた例によってAhooオク、コピペ元とは異なります。ショップよりだいぶ安くしてくれました。 追記: 警告:このホースは品質上使用をお勧めできません。 既にお使いの方は直ちに交換されることを強くお勧め致します。→■ 追記ここまで: 今回のような件については耐圧がプリントしてあるホースが安心できてベストに思いますが、これはその代わり製造年がプリントしてあるので後々の保守点検にはよいかも知れません。 因みに超オリジナル主義の向きにはTG(豊田合成)マーク入りEFIホースが何故かいすゞディーラーでロールで買えたようです。3m13,000円。ぐぇ。今回のホースだと値段6倍くらいですね。解体屋でトヨタ車のエンジンルームを片っ端からめくって見ると言う手もあるでしょうが。 でも実際に圧かかった状態で触ってみると、その黒々としたモノの中で滾り脈打つ様子はまったく別次元、あ、プレッシャー側とリターン側で。これなら前のでも問題ないですわたぶん。 ところでこの前のときはどこに使ったんでしたっけ、と。 >ポンプのアウト側ホースの先からダラダラガソリン漏れ ・・・なくないね。 問題ある。すごく。 |
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急遽問題の部分の交換。 隣のリターン側も前回交換してあったのだが、こちらはタンクの付いたままだと少々交換困難なので勘弁してください。 しかしエンジン掛けた状態で触ってみると、ここもそこまで激しく圧かかってる風じゃないですね。幸いホースの安全率でカバーできるレベルだったようで、ガソリン漏れもなかったようだしホースも何ともなってなかったです。一番びくびく脈打つのはパルセーションダンパの手前、エンジンルームに入ってきてデリバリパイプに繋がる所、そう、このクルマを起こす時にホースバンド2丁掛けで漏れ修理完了とナメた事を抜かした箇所であります。こっちの方がやばそうだ。 ただあそこはデリバリパイプ側がカシメになっているので、ホース切って入れ替えてハイお仕舞いという訳にはいきません。 ということで現在準備中。 |
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これまで乗ってきたクルマにはことごとくブラインドスポットミラーを取り付けてきていたのですが、チェイサーには長らく付けていませんでした。 理由は簡単、実は一回付けて見たことはあるのですが元々のミラー面積が小さいのでこれ付けると本来のミラーに写る視界が少なからずスポイルされてしまうのですね。もうほんの少し小さいのがあるといいのだが・・・別に当たり前にカーショップにあるにはあるのだが、黒いプラ製の斜切りケースに組み込んであるのでこのミラーに付けるには見栄えがどうも・・・ところがこの前もう少し小さいのが新製品として出たので喜び勇んで付けてみると、これ以上小さいと確かに元ミラーの邪魔にはならんけど今度は何写ってるのかさっぱりわからないのよねー小さいから。当たり前だ。だいたいわかってたけど。っていうかアレはミラー面が首振りなのはいいけどあんなにスカスカのボールジョイントじゃミラー拭く度に明後日の方向へ向いちまって面倒なことこの上ないと思うのだがなー、あえて商品の詳細は書かないけど。 結局最初に戻る、しかし手元には中古が1個しかない。同じ形状で黒いプラ製リムのなら2つあるのだがやはり黒いリムはミラー面でどうにも目立って気に入らない。仕方がないのでその1個は幅寄せ用に左ミラーへ。 新しいの買おうと思ったら何ということか、現在のラインアップはこのぺらぺらのアルミリムタイプから黒プラリムに替えられていたのであった。とりあえずデッドストックを何とか2個入手。 車庫入れと幅寄せに こうかは ばつぐんだ!なのでおすすめです。 |
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何となく、シートカバーを交換。 汎用のごくありふれたカバーなので本来は工具で外したり緩めたりする必要はないのだが、たまたまリヤシートと格闘していたらシートバックの右側がちゃんとフックにかかっていないのを発見。前回付けた時にはどこも何も外してないのでワタシの手落ちではない。いやカバー被せてるのに気付かなかったというのはやっぱり手落ちなのかな。現車は発掘前にはレースのカバーが被せられていた可能性が高い(トランクにヘッドレストのカバーだけ残されていた)ので、それを剥がした際の手抜かりであろうか。そもそも何でわざわざカバー剥いたんだがよくわからんのだが。剥いたのをどこかで使うつもりだったらヘッドレストのカバーも使うだろうし・・・ 片手では足りないほど何度も繰り返したクラウンセダンのリヤシート脱着に比べれば、こじって外してボルト2本緩めるだけと実に簡単極まりないもの。 |
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ボルトを外そうとしたら左右で全然違うのが付いている。右がオリジナル。左は長すぎる明らかにアリモノ。大き目のワッシャーが入れてある辺りどこかの誰かが気を使ったのはわかるが、褒められたものではない。 そしてソレに気付いていながら、かつ本来の部品が手近にありながらもちゃんとした手当てをしない者も同罪以上重罪未満である。そして罪人にはちゃんと因果応報、罰が待っている。 |
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全ての作業を終えてから気付く。 _| ̄|○ まあ普通はボルトの尻がドロだらけになってるんで自然と気付くと思うんですけどね・・・っていうかよくよく考えたら普通この位置のボルトはこういう風にタイヤハウス内に出るのね。工作員覚えた。 零号車より該当ボルトを移して終了。 |
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実を言えばカバーを交換しようと思ったのは何となくではなく、今までのカバーは肘掛け付きシートにも対応するように背もたれ側面下部が切り欠かれており、これが乗るたびに引っ張られて乗り降りで一番擦れる辺り(レカロで言うとサイドサポートの下部辺り)が剥き出しになってしまうのだ。 今度のも同じ辺りが開いてはいるのだが生地の側面への回り込みがやや大きいので少しはマシ・・・と言いたいところだがやっぱり乗車時に引っ張られて捲れてしまうし、おまけに生地と縫製がひどく新品なのに今まで使ったカバー以上にあちこち綻びてるわちょっと引っ張っただけで糸はブツブツと切れるわで安物とは言え感心しない代物である。 ヘッドレストカバーが別体になっただけ見栄えは多少マシになったが、新し目のクルマに合わせて作ってあるので細長いヘッドレストの現車だとだいぶ余る。一回り小さく詰めるといいだろうとは思うが、品質を考えるとわざわざ手をかけるほどの代物でもない気はする。 |
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今回はカバー祭りですか俺。 既出のダッシュマット、前述のように微妙ではあるがまあまあ気に入っていないこともないのだが、どうにもいささか薄っぺらに過ぎてカバーとして役者不足なのではないかという気がしてならない。日除けにはなるだろうが・・・と言いたいけどそれならそれであちこち寸足らずなのよねー。 とにかく少しでも断熱効果を持たせられないかということで、ダイソーにて薄っぺらいキャンプマット税抜き200円税込み210円商品(うろ覚え)を購入、裏に貼り込む。アルミ蒸着シート+発泡ビニールのマットとしてはかなり薄めなのでこういった用途には大いに相応しい。キャンプマットとしてはどうか知らんが。 裏とは言え白いビニール面が丸出しだと捲れた時に見栄えが悪いし万に一つもパッドに張り付いちゃったりしたら死んでも死に切れないので、税抜き100円(中略)のベージュ色手芸用フェルトでカバー。 接着剤などは使わず全て事務用の紙の両面テープで貼り付けたのだが、布地、アルミシート、発泡ビニール、フェルトと粘着の効きそうにない素材が多いにも関わらず、意外とくっ付く。特にフェルトがよく接着できるのは新鮮な発見であった。テープを剥がそうとすると表面の繊維をごっそり持ってきてしまうくらいの接着力。確かにこのテープが強力タイプだったような気はするが、素材自体両面テープとの相性が優れているような気がする。 少しばかり厚ぼったくなったのでダッシュとのフィット感は悪くなったが、元々ジャストフィットというわけもなし、その上パッド側をよりカバーするようにハナからずらして置いてあるのででさほど気にもならない、というか気にしない。 |
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ある日乗り出そうと思ったら、タイヤがぺっちゃんこになっていた。 しかし、すぐに察しは付いた。パンクではないのである。 いや空気抜けてるからパンクはパンクなんだけども。 |
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何故かこの右後ろのホイールだけ、走行するうちにホイールキャップがひとりでに回転してズレてしまうという奇病があるのである。その結果キャップの穴のフチにバルブが圧迫されて、バルブの取り付け向きが変わってしまっていた。しばらく前に捻って元に戻しておいたのが裏目に出て、リムとバルブの隙間からエア抜けしてしまったというわけだ。 でも何で?と聞かれてもさっぱりわからない、むしろこっちが教えて欲しいですよ。こんな話はあまり聞いたことがない・・・と思ってぐぐってみたらキャップ径がホイール径より大きいためにタイヤが擦れて回ってしまいバルブが押される、という同じような事象がリコールされていた。しかしこっちはキャップの方がホイールより小さいので、同じ現象ではありえない。うーむ。 |
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拙宅にコンプレッサーはないのでホイールを外してスタンドへでも持って行ってエア補給すれば早いのだが、ジャッキアップの手間をケチって手動で空気入れを試みる。 十数回のポンピングでまさかのハンドル破断。もう少しでシャフトで胸を突く所であった。空気入れは玄関先の陽の当たる所で保管すべきものではないという教訓を得る。 諦めて素直にジャッキアップし、アクティの荷台に載せてすぐそばのスタンドへ。この際なのでバランスを取り直し、ついでにバルブも交換して貰った。千円。 しかし数週間経って見てみるとやっぱり同じようにズレているのである。ホイールのせいかはたまたキャップのせいかその両方の組み合わせのせいか、あるいは車体側が原因か。それとも何か憑いているのであろうか。妖怪ホイルキャップ回しとかだな。 試しにタイヤローテーションしてみてどうなるか。 ※追記 まさかのキャップローテーションのみで解決。 いくらも走ってないけど作業前は10キロも走ればもう回ってしまっていたので、まず間違いなく解消したと思われます。 とは言え別にホイールとキャップの組み合わせを決めて使っていたわけでもないのに・・・今まで何度かキャップ付けたり外したりしても直らなかったのは何で? ※更に追記 原因らしきものを突き止めた気がします |
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