チェイサー日記(路上抗争篇)
2012年3月〜12月


→ポメの豆芝カットだよー






もはや恒例となりつつある、ポータブルガレージの皮交換。
前回の交換から1年と4ヶ月。やはりそれほど保ちませんでした。

今年初めの時点でだいぶ劣化して小さい裂け目などもできていたのですが、2月の雪かきの際に受けたダメージが致命傷となり、暴風の日に見事にど真ん中から縦に真っ二つと相成りました。これがなければもう少し長生きしたことでしょう。できれば夏前くらいまで保たせたかったのですが。





元の皮も頭頂部で穴空いてるし。2ヶ所。
穴の周囲に黒いブチルが付いているところからして、以前空いた穴をブチルテープで補修したようです。したようですって他に誰もやる訳ないんだから自分でやったはずなのですが、全く覚えてません。

余命幾ばくもないことは分かっていたのでシート自体は事前に入手してあったのですが施工が間に合わず、この状態のまま大雨に見舞われて予想以上に中がびしょびしょになりました。お陰でボディカバーがどろどろです。





肝心のシートですが前回と同じものにしようかと思ったら既に売っておらず、ホームセンターをハシゴしても同じサイズのものは店頭に置いてない。通販で買おうと思っても思いのほかタマが少ない。ある程度特殊なサイズと言うことになるのでしょうか。

最初は似たような安いのにしようと思ってたのですが、色々考えた末で今回は少し上等なものにしました。サイズ変更特注、品質と信頼の日本製。厚みも更に上がって#4000に。前回の倍以上します、と言っても前回が特別に安かっただけで、最初に張ったときと同じ程度の金額なのですが。





やはり品質が違います。パッケージを開けた瞬間から違う。粉っぽかったりべたべたしたりしないし、細かいゴミがいっぱい付いているようなこともない。厚みのわりに硬くない、ハトメも見るからに上等。表示サイズより微妙に大きいようですが、ひどく余るほどではないので気にしない。大きい分少し風をはらむのが難点か。

それでも倍は保たないのでしょうが・・・メイドインジャパンのお手並み拝見と言うところ。







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カムのキズとタペット音を気にしていたのは前々より書いておりますが、直すにしても自分で手を付けるには少々荷が重く、かと言ってプロに頼むにしても馴染みと言えばトヨタディーラーしかないわけで、あれがダメこれがダメとなっても新品部品が手に入らないのにディーラーに任せるのはあまりにも酷と言わざるを得ません技術的にも信用しきれないし。その辺の修理工場も然り。

そういうわけで修理の段取りより前にまず信頼できそうな業者を探さねばならなかったのですが、腕が立つと有名な業者に期待して頼んだものの、ひどい目にあったことも一度や二度ではない(決して私の態度や頼み方や注文内容が悪かったわけではないと思う…思いたい)ので二の足三の足を踏んでおりました。

現状維持という名目でこのままにしておくという方法もある…というかこれまでが正にそうだったわけなのですが、結局散々悩んだ結果某誌にも記事のあった千葉のあるショップへ頼むことにしました。古いクラウンが得意なようなので、クラウンとエンジンが同じクルマならある程度扱いやすかろうという発想です。
思い切り思い切ってウェブサイトの問い合わせフォームから問い合わせてみたら「文字化けして読めないのでメール下さい」といきなり出端を挫かれて凹んだりする。

購入以来グリスを吹き付けて何年も保管しておいた中古ヘッドがようやく日の眼を見ます。





この際なので前々から気になっていた箇所も一緒にやってしまいます。ヒビだらけのラジエターホースとか。ウォーポンも僅かに滲んだ跡の指摘がありましたので交換。増し締めしても滲み続けるパワステのリターンホースも換えます。

中古ヘッド一式と諸々の部品、パーツリストに修理書を背負って4月の中旬にドック入り。
因みにこのお店、最初に相談に行った時には真っ赤なアーリーマスタングがリフトに上がっており、預けた時には黒いハチマキグロリアが鎮座ましまし、引き取りに行った時にはシボレー350に載せ替えた黄色いRS56ピックがエンジン調整されていました。こういうお店ならこの程度の古さのクルマなんぞたぶん屁でもないでしょう。そう思いたい。







もっと早く終わる予定だったのですが延びに延びて6週間ほどかかりました。持ち込んだ中古ヘッドの中味が思ったほど状態が良くなく、かと言って当然部品もなく、ちまちま手で修正するのに時間が掛かってしまったそうです。手作業が増えるということは当然工賃に影響します…

カム周りの他にバルブステムシール、前出のラジエターホース、ウォーポン、パワステリターンホース等々を交換、ついでに古いクルマに慣れた目での12ヶ月点検的なチェックも頼みました。普段ディーラーではきちんと見ている(見えている)かどうか怪しいので。特に問題もなかったようですが。ついでにカーボンクリーニングも掛けて貰います。別に頼んだわけではないのですが旧車向けということでごっついいいオイルを入れてくれました。こんな高いの入れたことねえ。





ウォーポンは元のもまだまだ使える状態で、正直ちょっと早まりました。ただこの方が当然安心ではある。元のはストックしておきます。カップリングがやや弱っているとも言われましたが、これは社外の新品が入手できたので必要とあれば換えます。


さて肝心の音ですが…めっちゃ静かになりました。こんなに静かになるのかというか、今まで当たり前の作動音と思っていたのが実は本来あるべきでないノイズだったのかと改めて知れてびっくりします。
その代わりにチェーンの音が3割り増しでやかましく聞こえるという結果に…テンショナーを交換して目一杯張っても変わらないので、どうやらチェーンダンパが減っているのではないかという診断でした。チェーン周りはヘッドを外さないと手が付けられないのでまたの機会に持ち越しとなります。チェーンダンパなんかストックしてなかった…と焦りましたがこれも社外品が手に入ったのでひと安心。

結果としてはまずまず満足ではあったのですが、何だかんだで希望的観測予算の6割増し、最終防衛ラインを20%突破という結構な金額になってしまいました。その点だけは少々不満ですがとりあえずある程度ちゃんとやってくれて尚かつひどい目に遭わなかっただけ良しとしなければなりません。それくらいひどい目に今まで遭ってきたので。

次回があるかどうか分かりませんが、ヘッドを外すとなればついでにバルブ周りも軽く見てピストンやシリンダーのご機嫌も…と言うことに当然なるでしょう。しかしそうするとどんどん大掛かりになりそうなのも事実なわけで難しいところです。







返ってきて以来エンジンルームがほんのりガス臭い。
恐らくはカーボンクリーニングの薬剤を注入する際にここを外したのでしょう。このクルマを起こした時にホースを痛めて、ホースバンド二丁掛けで修理完了と抜かしたふざけた場所。
もしここを外したためにガソリンが滲んでいるとしても大部分は自分のせいと言って差し支えないので、四の五の言わずにちゃんと直します。何年越しだよ。





何でとっとと直さなかったかというとこのホースの上部がカシメになっているからで、できれば元通りに直したいなどと余計なことを考えていたからであります。しかし燃料ホースというものは安全面から気軽にカシメを頼めるものでもなく、そもそも口金とカシメ金具の形状がちゃんと合っていないとカシメても意味がない。

現物は車上で何度写真を撮ってもろくに写らないのでパーツリストで…と思ったらこっちでもホースが被って写ってねーじゃねーか!
コールドスタートインジェクタのホースの後ろにある部分です。





取り外しののち、新しいスターレックスのホースを同じ長さにカット。
これでも同じ長さです。


追記:
警告:このホースは品質上使用をお勧めできません。
既にお使いの方は直ちに交換されることを強くお勧め致します。






問題の部分はこんな風になっております。
カシメ金具の途中から先に銀色になっていますが、ここはすぐ隣にあるハーネスの束が擦れた跡です。そう、そもそもそのハーネスのせいでオリジナル通りだろうがそうじゃなかろうがろくに見えやしないんです。気分的な問題程度のことで。





以前同じホースでカシメを解いたことがあり、本当はその時摘出した口金を使おうと思っていたのですが、その肝心の口金をどこに仕舞ったのかがわからない。一緒に保管してあったホースはちゃんとあるはずの所にあったのですが…どうせそちらはサンダー捌きをミスって六角の角をちょっとだけ削ってしまっていたので、この際今外した奴を改めてしゅじゅちゅします。

こういう時は患者をちゃんと固定しておけばミスの確率がグッと減るのですが、生憎万力がないので少し考えたのちこんな感じにしました。全然固定できてませんが手で持ったり足でホース踏みつけてやるのとは雲泥の差、少なくとも六角の部分は確実に守れます。





とれました。





ちなみにこんなんなってます。





ホースバンドはカシメの代わりなのでバネタイプ(左下)ではいささか心許ない。恐らく一番ポピュラーな、水道のホースによく使う横長の穴がいっぱい開いているタイプで必要充分なのだと思いますが、あれはどうも見た目が好きじゃありません。プライヤーでカシメるタイプ(上)も仕入れてみましたが、車体に付けてからだと大変やりづらく、かと言って先に締めてしまうと付けづらいし見栄えのマシな方に向けるということもできません。
結局右下のタイプを使うことにしました。ネジがやや長いので少し詰めておく。





付け直して完了。
問題の部分は目一杯頑張ってもこれしか写りません。
とりあえず漏れもないようでひと安心。





この際なので、これまた前から後回しにしていたレギュレータからの戻りのホースも交換(左側)。

本当はこれまたやり残していた燃料タンクの内径12ミリのホースも交換したいところですが…またタンクを下ろすのはやはり気が重い。ホースは手に入ったのです。







エンジン調整をしつつ再び試運転に出たところ、どうも塀に反射する自車の音に金属音が混じっている気がする。停めて確認してみると何やらきゃりきゃりしゃりしゃり音がする。ああこれ知ってる、クーラーコンプレッサーのマグネットクラッチの音だ。何で知ってんだか忘れたけど。ギャップが狭くて擦れてるんですね。試しにクーラー入れてみると消える。切るとまた出る。確定。

調べてみるとクラッチ自体がイカれてなければシム調整で直るようです。車上でもどうにかなるのか…と電装屋さんに持ち込んでみるが、クラッチ外すのにインパクト使うのでコンプレッサーは外さないと厳しいとのこと。
前々からコンプレッサーはオイル塗れで少しずつでも確実に漏れているのは分かっていたことで、これをただ脱着するというのはあまりにも馬鹿げている。本格的に壊れたらOHしてもらうか…とずっと思っていたのですが、もういい加減潮時でしょう。
幸いメーカーにリビルトの在庫がある(コースターとかに使うらしい)ということで、現物OHでなく交換に決定。

OHの際はこれまたついでにR134aへとレトロフィット…のつもりでいたのですが、聞いてみるとガスがある間はR12のまま使うのを勧めるという。何故かと問うと「冷えないです」(キッパリ)
正確に言うと全然冷えないわけでは無いけれど、去年一昨年のような熱帯性酷暑にはどうしても厳しい、その時入庫していたハチロク(古い方)もレトロフィットしてあるけどやっぱり冷えないですねえ、と。
ああやっぱりそうなんだ、というのが率直な感想でした。ちょうど同じ型式のクラウンの同じクーラーユニットでガスだけ片やR12片やR134aという2台を乗り継いでいるので、経験から「レトロフィットしても同じように冷える」という話はいささか懐疑的に見ておりました。冷えないわけではないのですよ。ただMAX COOLの時に差が出るということで。





てな訳でR12のままに決定したのですが、普通に買ったらガスがお高いのは今さら言わずもがな、ひと缶四千円ですってよ奥さん。そんなつもりはなかったのでフロンガスなんかストックしてません。大慌てでAhooオクを覗き、一夜漬けでお勉強。
「輸入・密造の粗悪品が流通している」[要出典]という話はちらっと聞いた覚えがありましたが、そのせいなのかモノに間違いがない大フロンと旭フロンに人気が集中、聞き慣れないメーカーや見慣れない缶なだけでも敬遠される状況の模様。気持ちはわかる。
私もわざわざ怪しいガスに挑戦するつもりはありませんが、相場以上に出す気も毛頭無いし、しかし作業の予約を入れてしまったので遅くても一週間で届いてくれないと困る。足りなくても困る。

そんな中うまい具合に見つけたのがこれ。やはり見慣れないパッケージということで皆さん若干引き気味の模様、しかしよく見ればカルソニック/旭硝子のダブルネームなわけで問題が起こるわけがない。と思いたい。送料を入れてもまだ落札相場より安く、4缶セットなので量も充分。いい買い物をしました。


ちなみに昨今の旧車オーナー各位にはプロパン系代替冷媒が人気ですが、持ち込んだ電装屋さんはデンソー系(ややこしい)なのでプロパン系はメーカーからの指示によりNGです。「爆発したって話も聞きませんけどねえ」とも言ってましたが、大メーカーとしては実際に爆発してから「わーホントに爆発するんだーじゃあ使わないようにしよっと」って訳にもいきませんので無理からぬ事でしょう。





預ける日はよりによって台風が上陸する日でした。予約の時点ではまだ台風来てなかったんです。失敗したか…と思ったものの幸い預けるために乗り出した時間は雨もほとんど降っておらず、暴風が列島を縦断する間は電装屋さんのガレージ内でやり過ごすことができたというまさに結果オーライ。まあ別に台風でポ壱号がどうかしたわけでもないのですが。
当初はまだいくらか入ってるガスはそのまま入れ直して、足りない分だけ新品で補う予定だったのですが、抜いてもただボンベに溜めとくだけで別に濾過するわけでなし、入ってたゴミとか添加物とかまた入っちゃうのでガスに余裕があれば本当は避けたいな〜…と。結局3缶持参して全部入れ替えることとしました。

1日で作業終了。少々呆気ない。
コンプレッサー自体は同じだったもののホースの継ぎ手が違うということで、ジョイントの部分のみ入れ替え。比較的若いメカ氏だったので「フレアだけのなんて初めて見ました」。そりゃあ最近のでOリング無しのフレアだけなんてクルマありませんわね。こんな古いの持ち込む人もそうそう居ないでしょうし。





当然ながらレシーバタンクも交換し、ついでに他の場所の漏れもチェックしてくれたそうです。幸い漏れてない模様でひと安心、少なくとも今のところは。電話で聞いていた見積もりより安く上がったのでふた安心。
念のため聞いてみましたがコンデンサーやエバポもリビルト可能とのことで、特にクーラー関係で困ることはこの先も当分ないのでしょう。もっともオリジナルのままOHするのでなく、もっと小さくて高効率のコンプレッサーにしたりするのが最近のトレンドなのでしょうが。





ただ一点だけ気になるのがレシーバーが地色のままのこと。グリルを通して見えてしまうのでちょっと気になる。やっぱりコストダウンなのでしょうか。現行の200系ハイエースもバンパーグリルから銀色の配管見えてるんですよね。昔のトヨタなら絶対に黒ペンするところだと思うのだけれど。

本当なら単体で塗りたいところですが外すわけにもいかない。なのでこのまま吹いて済ませます。





大変テキトーに新聞紙でマスキングし、パー吹き。
どこで塗り分けるか迷ったのですが、結局配管から上はマスクしてしまいました。手元にあった艶消し黒を使ってしまいましたが、やっぱり艶有りの方が良かった気がします。上側のブラケットも一緒に塗ってしまいました。本当はマスキングをやりかけたのですが。

コンデンサーとの間を新聞紙でマスクしたせいで、不揃いかつ微妙に細く下の銀色が覗く結果に。
(→画像でコンデンサとの間が白っぽく見えるのは向こうが透けてるからではなく、タンクの銀色が出ているからです)
グリル付けちゃえば見えないし…と一旦完成としたものの、確かにグリルを通しては見えないけど見ようと思えば上からしっかり見えてしまうのでした。





あきらめて一旦付けたグリルを再び外し、重ね塗り。
今度はサイトグラスとパイプだけマスクし、剥げていたナットまで塗ってしまいました。

下にチラッと見えているように、下のブラケットより下は塗っていません。どうせ外から見えないし…と最初に思ったためですが、どうせなら塗ってしまえば良かった。

:結局艶消しなのが気に入らず、この後艶有り黒でもう一回塗り重ねて終了。







前々から左ロアアームジョイントの辺りがしっとりオイリーなのは気が付いていました。恐らくジョイントが草臥れて来てるのだろうと漠然と考えていました。
過日機会があって部品調達したため多少なりジョイントへの知識が高まったので、もしかして単にブーツの劣化かも知れないとか、そうでなくてもせめてグリスの状態くらい一度見てみるものではないかと思い立ったので触っててみることにしました。

ご覧のように通常はプラグ(ボルト)で塞いである部分にグリスニップルを付けてグリスを注入します。それくらいはみんな知ってますかね。オーバーフローした分はブーツにぴよっと出ているエスケープバルブから出てくるようです。輸出仕様車のマニュアルにはそう書いてあります。





何故か左前だけニップルが付いてましたので(画像は作業後)これ幸いと買って来たばかりのグリスガンでシャシーグリスを注入し始めます…が、そこそこ入れてると思うのに溢れ出す様子がない。というか…ブーツ膨らんでパンパンになってないか?嫌な予感がしたので注入を中止。もしかしてと思ってニップルを緩めて取り外すと、外した途端大リバースする黒いグリス。
どうやらエスケープバルブというものは穴が開いていないようです。先を切ったりして開けるものなのでしょう…ていうか何のことはない最初からオイリーだったのも、やたらにグリスを詰め込んだせいでブーツが膨れ上がり、アームが動いた時に押されて透き間から漏れた結果なだけなのでは…

結局左右ともブーツをモミモミして出せるだけのグリスを出した後、ニップル付けてブーツが少し膨らむまでグリス注入→ニップル外してあんまりグリス漏れないうちに素早く普通のボルトと付け替え、という方法で終了しました。正しいかどうかは分かりませんが、新しいグリスがそれなりの量は入っているはずなので特に支障もないものかと。あとはなんで左ばっかりグリス詰め込んでたかだけが気になる。







以前うまく工作できた…と思っていたサードブレーキランプのシェード、気が付いたら熱でべっこべこになっておりました。何がひどいって炎天下に置いて炙られたとかでなく、車庫に入れてあったのに夏の日差しで炙られた庫内温度上昇だけでこうなってしまったのがひどい。やはり残念ながら自動車部品として到底耐えうるような素材ではなかったと言うことです。





なので直しました…

ってランプ自体まで戻ってるじゃねーか!

ツッ込みはご尤もですが理由があります。
ひとつは他に安価で適当な素材というとなかなか思い付かないこと。
ひとつはランプ自体は大変気に入っていても如何せんルームミラーの中でやっぱりどうしても目障りなこと。
そしてもうひとつは今回これとジャストップを並べて点けてみて分かったのですが、LEDの照度自体はほぼ遜色がないと気付いたことです。多少レンズの出来でジャストップの方が(特に斜め方向からの)視認性は優れるのですが、何のことはないランプ自体が長いせいで派手で目立っていただけだった模様。

しかしそのまま戻すだけなのは流石に芸がなさ過ぎるので、下側のレンズにアルミ蒸着キラキラテープを貼り付け、反射光を利用して斜め上方からの視認性30%アップ(当社比)。芸のうちにも入りませんな。

本当は古臭いデザインの電球モデルを取付ようかと準備はしていたのですが、パッケージトレイを傷付けずにセットするのが難しいのと、このステッカーをうまく避けるのが難しいのと、電球だとまたヒューズが危いためLEDに入れ替える必要があるのがめどいのと、そこまでやっても時代考証的には無理が少なくなっても見た目が好ましいかというと別にそんなこともない、という諸々の理由でお蔵入りです。気が向いたらやるかも。







ふと気が付くと、前回バッテリーを交換してから7年!も経っていました。常時充電しているので格別弱っているような感触もないようではありますが、いくら負荷が掛かってないとは言えここまで長期間使ったら換えても罰は当たらないでしょう。

前回まではパナソニックでしたが同じようなものに換えるのも何かつまらなく、かと言ってケオス系は少々お高い上に使用状況からしてちょっと勿体ない気がする…水色のトップに黄色いフタっていかにも「昔のバッテリー」っぽい配色で嫌いじゃないのですが。クラウンに使っているACデル子でも良いがあまりお安くもない。

色々考えた結果今まで使ったことのない日立(新神戸)の60B24Lをチョイス。やはり日本のメーカー品を使いくなるご時世でございます。Ahooオクにて送込み7.5千円。
交換してセルを回してみると…もう全然変わんない(笑)。まあ今までも常にフル充電状態なんだから当然ですわねえ。





それとはまた別に最近掛かりが悪い…悪いというか初爆があってキーから手を放した直後にすとん、とエンストしてしまう率が高くなっている。元々掛かって一度回転が落ち込んでから持ち直す、という傾向はあったのですが、それで立て直せずエンストしてしまうことがしばしば。

修理書を引っ張り出して色々考えた結果コールドスタートインジェクタの噴射量が少ないのでは?という仮説に到達。最初に吹く量が足りてないのでメインのインジェクタが吹き出すまでの橋渡しがうまく行かないのではないかと。とは言っても噴射量なんか変えられるわけがなく、というか変わる時点でおかしいわけで、だとしたらまたぞろ詰まり出したせいで充分吹けてないのでは?という仮説に。

とりあえず外してみると先が意外と汚れている。例によってCRCのフタを受けにしてクランキングしてみるとちゃんと出てはいるものの、適正量かどうかがわからない。しばらくエンジンコンディショナーに漬けたのち清掃して付け直し、エンジンを掛けてみると前よりは良くなっている、ようではある。のでひとまず終了。
最近はインジェクタ洗浄をしてくれる業者も増えてきているようなので、元々付いていたブッ詰まったインジェクタも含めて後日検討の予定。現車においては更に始動性を上げる方法もあるというか実際に試したものの、予期せぬエラーその他でぐだぐだになって纏まらなかったのでこれも後日改めて対応の予定。




→ポメの豆芝カットだよー


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