チェイサー日記(路上抗争篇)
2006年10月〜12月



→ネタを考えるのをあきらめた






その晩、急に、ライトが暗いような気がしました。

高効率バルブ化しているので暗いと言うほど暗いわけもないのですが、発電量も蓄電量も有り余っているという感じでは決してないので、何となくシャキッとしない感じはあります。
という事でHID・・・とはならず、とりあえずリレーハーネスなど入れて様子を見ようかなどと。明るいライトこそ正義と標榜しつつも、実は今まで一度も使ったことないので。ハーネスの劣化した旧い車では結構効果があるようであるし。


小生がHIDを知ったのは恐らく皆さんより少し古く、その昔CD誌に出ていた『規格の鬼』フィリップスの広告でした。当時はまだ研究中だった「放電式ヘッドライト」の企業広告。ああ、これが近未来の世界のヘッドライトとなるのかと強く印象に残り、早く製品化されないかなとワクワクした記憶があります。

だのに何で使ってないかって?まず高いというのもありますが、まだ世に出てからあまり時間が経っていない(特に後付け社外品)ために海のものとも山のものともつかぬ不完全な製品が多く、十二分な研究調査、更に少なからぬ研究費の投入なしには安心して使えなさそうで。
まぁそれよりも何よりも、社外品の氾濫と共に何だか急激に厨アイテム的な普及をしてしまったことにどうにも抵抗がありましてねぇ。未来を照らす光だったはずなのに、何でこんなことになってしまったのだろう。ちくしょうだれがこ(ry





というわけでまずリレーハーネスを入手せねばなりません。

高効率バルブの売りの一つが「リレーハーネス不要でこの明るさ!」だったわけで、今やハーネスなんぞすっかり市場から駆逐されいまや絶滅危惧種・・・と思いきや、供給電力にシビアなHIDの台頭により再びスポットライトが当たり始めてるようで、ちょっと大きな店なら取り扱ってる事もあるようです。とは言ってもサソテ力じゃあ買う気にはならんわなぁ。つか今気付いたけどこれって単に自社のHIDがハーネスなしじゃまともに点かないからいいような事言って製品化しただけなんじゃないのか。まぁハーネス付けたってまともに点くとは到底信じられませんが。

ちゃんとした新品ハーネスをご希望の向きには、BOSCHが昔ながらのハーネスキットを作っている。店頭にはまずないだろうが。2灯式トヨタ車の場合はハーネス本体とは別にロー/ハイの同時点灯防止ユニットが必要になるのがお約束、これを合わせてもネットショップ、オク価格では現時点で底値6K円辺りから手に入れることができる。BOSCHらしくしっかりした作りで安心。

しかし今回はそちらは使わず、敢えてP1AAの中古品を使ってみる。理由はと言うとBOSCHのもそうだが、キットとしてしっかりしたものほどリレーやヒューズのケースが大きくて如何にも「リレー組んでます」な大袈裟な見た目になるのが気になるのだ。これはリレーもヒューズも大きめのカプラー程度の小型で目立たない。


今回入手に当たり少々不愉快な思いをするハメに。そのまま小貝川の橋の上から捨ててこようかと思ったが、それももったいないのでとりあえず使ってみる。





同時点灯防止ユニット(長い)も同じくP1AAのものが別ルートで入手できた。
某OT誌的には解体車から適当なリレーを抜いてきて自作するのが正道なのだろうが、正直めどい。同時点灯防止ユニットだけは市販のものを使わざるを得まいし。





組み付け。
このクルマは何度ヘッドライトを外された事だろう・・・

最初はコアサポートのすぐ前、ボンネットオープナーのワイヤーが這わせてある位置を通そうと思った(ちゃんとサポートにクリップが付いている)のだが、ハーネスのカバーが白いのでグリルから丸見えになってしまい、非常にみっともない。仕方がないのでライトから下に回し、バンパーステー付近を経由してエプロン内側を通すことにした。ハーネスの長さ的に少々厳しい。





それよりも何よりも、リレーもヒューズも前述のようにボックス状になっておらずかつステーも何もないので、ハーネスの途中で宙に浮き固定のしようがない。小さいといっても固定しないで済ませるには少々デカイのだ。そもそもそれを優先してこのハーネス選んだわけなのだが・・・まるで笑い話だが作業してる側としては笑い事じゃない。仕方がないのでリレーはバンパーステーの裏に無理矢理タイラップ留め、ヒューズケースは位置的にも取り回し的にもどうしようもなく、バッテリーの横で宙ぶらりんのまま。

バンパーの上は元々のハーネス、ド初期物ゆえマークU用を流用したらしい無意味に長いスモール線、更にホーンリレーの線に今回のライトリレーが入り乱れ、全く酷い有様である。





さて何とか組み終えました、っと、同時点(ryを忘れた。
接続しないでおくとどうなるんだろ?ハイビーム点かなかったりするのかな?と思って敢えてこのままで点灯してみる。ローはちゃんと点く。ハイは・・・点くね。でもパシってもローは点いたままなのか。ハイビームのインジケーターもなるほど点かない。
同(ryを繋いでみる。繋ぎ方が不明だがオスカプラーだから車体側の余ったメスの片方に繋ぐほかない。するとちゃんとロー/ハイ切り替わり、インジケーターも点くようになる・・・のだが、レバーで操作してから実際に切り替わるのに一瞬の遅れが。非常に応答の遅いリレーである。これはどうかと思うがなぁ・・・イラネと取ってしまうと・・・車検がマズイのか。

まぁそれよりも、肝心の効果の程は?

・・・・・・・・・、


・・・・・・変化あるのかこれ?


冒頭の写真より白っぽく明るくなってるように見えるだろうが、これは単に撮影が夕暮れ時に掛かったので周りが暗くなってそう写っているだけに過ぎない。
カプラーを抜いたり挿したり繰り返して見てみるが、肉眼ではどう見ても変化しているように見られない・・・





後日改めて検証。

とりあえず片側を直結、片側をハーネス経由で点灯させて見る・・・が、わからん。何もかわらん。因みに向かって左が直結、右がハーネス経由。
目視ではわからんが写真に撮ってみるとわかるかも?と思って撮ってみたが、やっぱりさっぱりわからん。

まぁ昼間のしかも逆光で撮ってる時点で無理があるとは思うが・・・





という事で定番の、電圧測定を。

先にハーネスを通った側の電圧を。11.51V。エンジンは停止状態。
写真撮ってるうちにバッテリーが弱って正確な数値が出ないと困るので、急いでテスタ棒を入れ替える。






焦ったら逆に挿してしまった。車体側で11.62V。



ちょっと待ってみようか。

バッ直のハーネス経由の方が低いだと?
どういう事だキバヤシ!!

女鹿店とはこの事か。何度か繰り返してみるが変わらない。ハーネス経由のほうが微妙にホンの僅かだが電圧が低いのだ。今回このハーネスキットを取り付けることで、ヘッドランプのヒューズが片側一個ずつ追加され、ボデー各所にカプラーや端子の引っかき傷が追加され、おまけに応答の遅れるハイビームとオリジナルよりホンの僅かながら暗いヘッドランプを手に入れたことになる。

小貝川逝き
決定。






河川にゴミを捨てるのはやめましょう。
自然を大切に。

(於・小貝川ふれあい公園)


まぁ、こういう事もあるんだなぁ、という事で。
良い経験をしました。あまりしたくなかったが。
これが元々の製品の設計上の問題なのか、それとも中古品ゆえの不具合なのかは全く不明、というか最早興味ない。

ありがちな太っといコードを多用したハーネスならばまず間違いなく相応の効果があるのではないかと思うが、以前読んだ一節がどうしても頭に残っていて、そういう気にはなれない。自動車用ワイアハーネス工場での一幕である。

(前略)
 黙々と写真を撮影していた荒川カメラマンが突然尋ねた。
「するとハロゲンランプなんかつけたときに抵抗の低いぶっとい配線に交換したりしますね。あれっていうのはなんかマズいことでもあるんでしょうか」
 ワイアハーネス設計者が答える。
「太い電線というのは抵抗が低いのと同時にとてつもない大電流を流すことができちゃう電線でもあります。細い線は良い子です。ショートしたらそこだけポッと燃えて切れるから。太い線は怖いですよ。導火線みたいなもんですからね」
 車両火災を起こしたクルマを検分してみると、電気系が原因だったもののほとんどすべてがこうした後付け配線に起因しているのだという。なるべくワイアハーネスには触らないで欲しいというのは実際設計に携わっている人間の切なる願いなのだろう。私の体験的認識ともそれは完全に一致する。


福野礼一郎「クルマはかくして作られる」(二玄社)より抜粋

まぁハーネスの他のとこはあまり気にせず弄ったりしてるわけですが・・・(意味neeeeeee!!!)





乳母車式ポータブルガレージ「ポ壱号」(今命名)に以前装備した換気装置、風雪に晒された結果いつの間にやら4基のうち3基が脱落していた。知ってたけど。放置してました。ダクトテープは一年程度で紫外線にやられ、メロメロのへろへろになっていた。それでもただのガムテープよりは持ったんではあるまいか。ダクトテープは一回使い出すと止められん。

どう見ても前より更に雑な補修だが、今回はダクトテープの下に屋根瓦の補修用ブチルテープ(黒いのがそれ)を使ったので、恐らく前よりは持つであろう。その前に本体の方が終わってしまいそうな気もするが。既に施工から3年半、週一ペースでしか開閉しないので条件的には一般的使用より多少マシだと思うのだが、かなり硬化してきているし擦り切れも見られる。寿命もそう遠くはあるまい。





更新ついでに、この前換えて「ふつー>('ワ')」というインプレッションを報告したブレーキパッドについて、ひとつ評価を訂正しておきたい。

めちゃめちゃ効くわこれ。
幸いパニックブレーキを経験したわけではなく、「あ、ここ曲がんなきゃ」という状況でがつんとブレーキ踏んだだけなのだが、思わず「うぉ!?」と声が出てしまったくらい素晴らしく減速した。ちょっとビックリするぐらい効いた。交換前のロックするまで踏んでも何か頼りない感じとは雲泥の差である。

正直パッド交換だけでこんだけ効くようになれば充分だろう、と言うか普段の街乗りだけで信号も手前から早めに緩くポンピングを始めて(追突防止)スーッと停まるだけの使い方には保険のつもりとは言え少しもったいないくらいかも知れん。峠でも行けば中々楽しい思いができるかも。たぶんしないけど。
因みにそういうゆるゆると街乗りする程度ではクリープグローンが結構大きく(特にバック時)、また効き始めが強い分全くショックなしに停車するのがちょっと難しい(カクッてなる)。まぁそれもこの一発の効きを考えると許せそうである、って今よくよく考えたらロクに当たりが付く程も乗ってないのに断定的インプレはどないやねん?(特に前回)と今さら気付いたが、走行距離から考えて当たりが付く頃となると何年後とか言うレベルになりかねないので致し方ない。

つーことで個人的には前よりお勧め度かなりアップなのだが、別にメーカーにエビカニ貰ったりしたわけではないので念のため。








本日は新品部品投入日。イヤ、特に理由はなく、何となく。

まずはエアエレメント、ってこんなもんは別に投入っていうほどでもないですね。
トヨタからまだ新品が出るのに、ついカッとなってオクでデッドストックをメーカー価格より(たぶん)高く落札してしまった。後悔はしていない。

ここで趣味グルマのためにメーカーの在庫を1個減らさなかったことで、在庫の最後の1個が本当に本当に必要な人の手に渡るかも知れない・・・・・・という理由でではなく単にディーラーのサービスフロントが何度も何度も発注を忘れるので、多分大丈夫だとは思うがもしこれで廃番だったりした日にゃ笑えねーと思ってとりあえず確実に入手できる方を選んだだけでありまする。前述の話だって生産中止・在庫限りの場合は当てはまるが、逆にオーダーがかかる事で再生産され続ける可能性もありそうであり・・・あまり深く考えるのは止しましょう。





壱号車に元々付いてたのは流石に汚れていたので、大昔に買った社外品を使っていたのですが、何気なく見たらケースが熱で変形してそっくり返ってやがる。勿論純正品は大丈夫。これくらいの変形ならゴムパッキンでカバーできそうではありますが。ががが。


随分昔の話なので確証はないのだが、このエレメントをホームセンターで買った時のパッケージの他の適合車種に「レビン/トレノ(AE86)」と書いてあって、「ああ、レビトレと共通なら当分入手に困る心配はないだろうな」と思った記憶があるのだが・・・純正部品だと品番が異なるようで。共用可能か、真相や如何に。




・・・なんて、ようやく届いた新品を取りに行ったら。
やっぱりか。
改めてよく見直してみたら、末期型は同一品番でありました。

これなら当分入手に困・・・って、この手のクルマって殆どがスポーツフィルターに交換されちまってるんじゃねぇの!?


因みに新品価格もオクの落札価格と大差なく。
そう悪い買い物ではなかったようです。










ついでに前に頼んであったオイルレベルゲージも投入。
もちろんこんなものそうそう駄目になったりするモンではなく、単に差込みがスカスカなのが気になって仕方がなかったからですね。

品番は合っているので代替部品ではないはずなのだが、取っ手部分の曲がり角度が違うし、差し込みの部分のゴムも全然形状が異なる。古い方は別に磨り減ってしまった訳ではなく、元々こういうカエシの緩い形状のようだ。





取っ手の曲げが緩い分、エキマニのヒートシールドのボルトにぎりぎり。何か問題があれば手で曲げてやればよかろ。そうそう問題も出ないだろうが。

挿したり抜いたりした感触は、適度にキツくて大変良い具合です。





ついでと言っては何だが急にデスビキャップの中なんぞ覗いてみたくなった。本当は一回くらい清掃しておくつもりであったのだが、一回も開けた事なかったもんで・・・コード替える前にそれくらいやっとけよって話ですが。尤もポイント車ならいざ知らず、フルトラのクルマでそうそう開ける必要もないような気もしないではない。

取り外しボルトを2本緩めるだけ、何てことな・・・


ん?何か違和感・・・・・・?





GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!

わッ、割れпI!

ワタシが犯人デナイノは断面が他と同じように汚れているので明らかであるが・・・いつから割れてたんだろ・・・





アパム!アパム!キャップ!デスキャップ持ってこい!
アパーーーム!

「大声で騒がないで下さい、お隣に謝りに行くのめどいです」

慌ててストックの部品の山からあったはずのデスビキャップを捜索。幸いすぐ見つかる。
かくしてデスビキャップは否応なしに新品に、後でよくよく考えたら零号車から外して使ってもよかったのだった。ちょっと動揺してしまいました。

古い方もフチが割れてるだけなので、まだ使えそうではあるが・・・





キャップのパッキンをよーく見ると、微妙に噛み込んでヨレた痕跡が(画像手前やや右)。もしかして割れてたのって新車製造時からか?どこまで「ハズレ」なんだろうかこのクルマは。不憫な・・・








以前マツダ用オイルパンドレンパッキンをブッシュ代わりに流用して修理したA/Tシフトレバーノブ、実働時間からしたらいくらも経ってないのにいつの間にかもうガタガタになってしまいました。
マァ後からよくよく考えてみればそもそもドレンボルトのパッキン、密着するために潰れて変形してナンボのモンであるはずなので何も不思議はなかったですかね。

今回はちゃんと正規純正部品で正しく修理します。





分解とかは前回と同様なので省略。
今回は前回の反省を踏まえ、ちゃんとフロント左を上げて作業します。

コンソールの裏には相変わらずコードの束。






ボルトを外してみると、軸が見事に銀色に。

何か組み付けミスって擦れて削れちまったか?と思ってよくよく見たら、何の事はないアルミのパッキンの方が擦り減って、グリスと混じって付いていただけでした。受けの方は最早アルミペースト、アルミ入りグリス状態。てっきり潰れてるかと思ったら磨耗してたのか。こんな風になるもんなんね・・・





アルミ入りグリスをきれいに拭き取り、本来のブッシュを。
ブッシュっつってもそんなに硬質じゃないのね。PP製?





後は元通りに組み直すだけなのだが、ブッシュが樹脂なのでどの程度締め込んでええのかがよく判らない。受けの方はペラいプレス部品の上に片持ちなので、締めれば締めただけクリアランスが詰まってしまいそうだ。とりあえず修理書の規定トルク下限で締め込んでみる・・・きつくね?きついってかシフトできなくね?

とりあえず規定トルク以下でキツめに締めて様子を見てみる。ASSY単体で動かすのと車体に付いてんの動かすのでは感触が違うからなぁ・・・





ついでに前回やり損ねた車速パルス発生装置も取り付けてしまいましょう。
世界のデンソー製スピードセンサー。





スピードメーターケーブルはどこかなー・・・ここだー。
アダプターで向きを変えてるんですね。

こんな所までキーペンされている。芸が細かいというかマメというか。こういったマメさは是非真似したい。できないけど。





ケーブルを外すとどす黒く異臭を放つオイルがぽたぽたと垂れて来た。取り付けも何の事はない、間に噛ませて手で締め込んでおしまい。


おしまい、なのだが・・・・・・

何故かアダプターの分だけ微妙に弛んだケーブルを見上げていたら、非常にろくでもない余計な事をしてしまった気がしてきた。猛烈に。
いや、そもそも余計な事なのは判り切っていて異論の余地がないのだが・・・


やめやめ。やーめた。
そもそもまだジャイロユニットすら使ってないのに、無理して車速信号を入力する必要があるだろうか。ないな。ないない。
どーしても車速信号が必要になった時に改めてやります。





どーしても必要な方には品番でも。
かなり前に購入したものだが、今でも手には入るでしょう。Ahooオクでも買えます。

と、今オクを見ていて気付いたが、現在出ているものは今回使ったものと違い、リングで留めるのではなく本体にネジが切ってあり、前後長がだいぶ短いようだ。当然短い方がワイヤーの弛みは少なくて済むはず。品番は今回のの方が遅いのだが・・・どっちが新しいのだろうか?





レバーASSYを組み付け、リンクを取り付け、操作感をチェック・・・重ッ!!
やっぱり重すぎるじゃねぇか。

つまりどういう事かと言いますと要するに車体に組み付けたままだと緩めようにも緩められないので再びレバーからリンクを外し、車体からレバーを外し、裏のブーツをめくってやり直しとそういう事ですね。
_| ̄|○


今度はトルクとかは無視、レバーの感触だけで締め付け。ナット1個だけでそのままだと緩んでしまいそうな気がするのだが、ダブルにするにはブーツが小さい。もちろんゴムなんで入らないわけじゃないのだが気に喰わない・・・
ナイロンナットか何かに替えようかと思ってホームセンターに行ってみるが、細目ピッチなので特殊なナットは何もなく、仕方なしにいつ買ったんだか判らない固まりかけたロックタイトを引っ張り出してきてお茶を濁す。何もしないよかマシじゃろう・・・

いやまぁそもそもレバーを動かしてもシャフト自体は動かないんでそうそう緩まないと思うんですけどもね。つーかそうそう緩むもんなら最初から対策してあるわそれくらい。あくまで個人的な気分的なもので。





無事にコンソールを組み上げ、ホッと一息。
そして気が付いたら何故か、延々放置プレイだった錆びた旧マフラーを分解していた。

「マフラーを分解」という表現が人によっては意味不明かと思うが、別にマフラーを切り刻んだりしたわけではなく(それは分解ではなく「解体」だ)、エキゾーストパイプに付いているプロテクターを取り外したという意味である。
個人的にはこのプロテクター類、特にタイコに付いてるヤツが激しい萌えポイントなので、もしステンの一品物にするとしても最大限取り入れたいところでありまする。何故こんなところに拘るようになったのかと言うまでもなくアオシマのプラモのせいであろう。恐らく幼少のみぎりにアオシマやマルイのハコスカを組んだ人なら、リアの牽引フックに何がしかの拘りを感じずにはいられないに違いない。


んでまあ何でまたいきなりバラす気になったかって言いますと、もう一回付け直すにしてもサビて小汚い状態じゃアレだなぁと、ていうか放置プレイ中にプロテクターとパイプの間に枯葉だのゴミだの詰まりまくってるからこのまま付け直すわけにも行かず、どの程度サビ落としするかはこの際おいとくとしてもとりあえずバラしといてみましょうか、と言うわけだったんですが。





改めてパイプをよく見ると、予想以上に絞られて細くなっている箇所が目立つ。曲げている部分はまだ判るが、ストレートの場所でも途中から押し潰したように細くなっていたりする。
こりゃ手曲げで新作したとしても、パイプの部分にはプロテクター被せられそうにないなぁ・・・タイコのとこはたぶん意地でも付けるけど。





・・・・・・

あれ?こんなところに水抜き穴かな?
でも一番低いとこじゃないぞ?あれれ??


ドライバーでつついてみると、穴の周囲はさくさく、見る間に穴の直径は倍以上に。
_| ̄|○


直すべきか、捨てるべきか・・・どうしたもんかのぅ・・・




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