チェイサー日記(路上抗争篇)
2007年1月(NYM2007編)


→本格的にネタ切れなんぬ






2007年毎度あけましておめでとうございます。
チェイサー登場30周年の今年がよい年でありますように。


 今までは車内貼り付けの小振りで可愛らしい御飾りを使っていたのですが、やはり御飾りなんてモノはグリルに取り付けてナンボ、特に旧いクルマなら尚の事ってなわけで今年は外付けにかえてみました。幸いオールドファッションなクルマしか持ってないので2台揃えて。

値段はビックリの¥200ぽっきり。あまりにもちゃちなんで本当はもうワンランク上のが欲しかったのですが、この上ってなると一気に千円になってしまう、というかそれって玄関用だろう。自動車用と明記してあるのはこれしかなかったのでした。後で考えたらジャスコじゃなくイエローハットとかに探しに行けばよかったんではなかろうか。

おまけにクラウンセダンに付けてたら藁、じゃないこの緑のなんだ紙と言ってしまうとミもフタもないナニが抜けるわ抜けるわ。付けてるうちに全藁、じゃないこのm(ry総量の1/4は誇張なしに抜け落ちてしまった。この調子だと乗り回してたら年明けまでに全部抜けちまうんじゃねぇの!?と思ったが、幸い抜けそうな分は最初にあらかた全部抜けてしまったようで、それ以上は禿げなかった。まぁ200円じゃあ文句も言えまいが。次回はもう少しマシなのにしよう。


しかし月日の経つのは早いですね、もう発掘から丸4年も経ってしまいました。





丸4年という事はまた車検なんですよ。ええ。ホントに早いのう。

例によってまたしてもディーラー車検。別に車検通すだけなら、重整備の必要もないし(希望的観測)。
ブレーキフルードの交換は当然として、前回超ロングライフな『スーパー』を入れられてしまったLLCも普通のに戻す。どうも入れ替えてから急に減るようになりましてね・・・浸透性が高すぎるのではないかという噂もあったりなかったりする。他はどうか知らないが、少なくとも行きつけのトヨタ店では基本的にスーパー一本で、『普通の』LLCは取り寄せになるそうである。ついでに今年で目出度く30年モノの(筈の)デフオイルも交換。これまた他はどうか知らないが『LSD』のみしか在庫はしてないそうな。LSDなら普通のデフにも使えますからね。オイル交換はこの前したのでナシ、スチーム洗浄も当然ナシ。てーか必要なほど汚れてないよ。


二日で無事終了。
保安基準適合標章はご存知のようにフロントガラスに貼れるように上部がのり付きになっているわけだが、「きぎょうこんぷらいあんす」とやらでガラスに貼らずにお客様にお引渡しするよう言われるようになったのだそうだ。レー探が吸盤でフロントガラスに付けられなくなったという、例のトラックの化粧板対策の保安基準の絡みである。

つってものり付きになってるんだしそもそもこれって車検ステッカーの代わりに見易いように掲示してなきゃ逆にいかんのじゃないのんかいって気も当然したのだが、メーカーとしては何かとツッ込まれる危険は少しでも排除しておきたい、というところのようだ。些細過ぎる気もするのだが。





ホイール脱着の必要がある場合は自分でキャップを外して引き渡さないと、他人がキャップを外すだけでホイールの塗膜がどんどん減って行ってしまう・・・のだが毎回自分で外すだけでも結構剥げて行く。コジる時にも剥げるのだが、走行中にキャップの縁が擦れて剥げたと思しき場所も少なくない。結構ホイールって歪むものなのね。





よく考えたら脱着のたびにあちこち剥げるのは、毎回キャップとリムの隙間の大きい箇所を探してバールのようなものを突っ込むからであって、一ヶ所隙間の大きくなるように細工しておいて毎回同じ場所でコジれば、剥げるとしてもその場所しか剥げないのだ。純正のスチールホイールはそれを見越して、リムに一箇所ストッパーが溶接されている。

それに倣い、エアバルブ穴付近にスポンジシートを大きめに貼り付け。最初に工作した時はスポンジだと潰れてしまうと思ってゴムシートを使ったのだが、その時貼り付けたゴムシートは既にぺちゃんこだ。そもそもゴムシートも3箇所にしか貼らなかったのでリム擦れしていたのだろうから、対策としてスポンジシートの細切れを6箇所に変更。切ったままで貼ったらキャップのフチから見えてみっともなかったので、スポンジのフチをハサミで刈り込み。そんな事しなくてもたぶん誰も気が付かない。超自己満足。







今年もまたニューイヤーミーティングの日がやって参りました。今年は前年にも増して行くか行かぬか迷ったのですが。まぁ折角の大きなイベントでもありますし。何がしかの収穫はありましょう。
前回の記録を見返して同じ時間に出発。こういう時に日記は便利だ。皆さんとっくにご存知でしょうが。


前回撮り忘れた会場の引きの絵でスタート、って何だかよく判らないでしょうが、これどうやら某超有名ミニチュアカーメーカーのブースに並んだ、ミニカー目当ての行列だったようです。
これは列整理が入った後の絵、最初は隣3軒のテントの前を完全に塞いで、何の行列かと思ったですよ。もっと早く列整理くらい入れろってのって思うのは単にコミケだのワンヘスだののヲタイベント慣れしているからなのだろうか。

それにしても
ミニカー厨Uzeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!





来場も初めてではないと、ある程度落ち着いて見られるようになった。去年の反省も込めて写真も多めに。

ダイナとタウンエースのツーショット、20ウン年前であれば目をやる事すらなかったであろうこの光景も、21世紀の今となっては白昼夢の感すらある。





白昼夢その弐、3代目カペラブラザーズ。

コアラ顔の前期も勿論だが、やはり特に注目すべきは後期型だろう。もうこの世に一台も残ってないのじゃないかとすら思っていた一台が、今ここに。(言い過ぎです)





4ストでも角目でもオートマでもない、2ストの「47万円」アルト。

エンジンも絶好調のご様子。昔うちにあったハッチ55はこんなに整ったアイドリングじゃなかったなぁ・・・





今回はX30/40系が5台も出展。
前回の北米後期クレシダセダンに並ぶのは前期の北米ワゴン。その隣は前回の圧巻、「新車」後期グランデ。真っ赤な後期チェイサーHTが2台続く。

デビューから30年がとこ経っているのでエントリーも何も不思議はないわけのだが・・・そんなに古くない気がしているのはやはり自分だけなのだろう。





白亜化した樹脂パーツにツヤ引けした塗装、サビありしかしクサリなしという絶妙なヤレっぷりのクレシダワゴン。

ぜひこのままの状態で徹底的な防錆だけして乗り回して欲しい。





コンテッサクーペレーシング。
前ーに描いたやつの実物ですね。低くて実にカッチョイイ。





だいぶ先まで、卓が続きます。





早めのお昼にしようかと、会場端のケータリングの一群を物色してみるが、すでに長蛇の列が出来始めていた。
そんな中、何故か列が妙に少ないところを発見。トリの丸焼き?とイモが売りのようだ。ひと言も書いてないので何料理なんだかはよくわからないが、まぁ素材から言ってそうそうヘンな物も出て来なかろうと、まぁぶっちゃけ単純に列の短さだけで選んだのですが。

トリの焼いたのとジャガイモの吹かしたのと味付けごはん、実に単純な料理なのだが、絶妙な塩加減が工作員の舌にクリティカルヒット。うめー、めしうめー!
一皿で満腹であったが、腹の容量が許すなら支援の意味も込めてもう一皿頼みたいくらいであった。こんなにうまいのに皆は並んでも焼きそばの方がといい言う・・・


本編とあんまり関係ないんですけど。まぁ日記ですんで。





今回一番の工エエェェ(´д`)ェェエエ工


一応お断りしておくがダミーではない。国際の伊豆ナンバー「1」番のホンモノ・・・に見えねえよなぁこれじゃ。均等割付というのも良し悪しという見本か。





デリカ消防車。

このデリカ自体ナマで見るのは20年ぶりくらいか。あまりに馴染みがなくなりすぎて、さしもの小生もエンブレムを見ながらですら「あれ?デリカでいいんだよね?」とか思ってしまう・・・





Lテールにロケットマーカーの、初期のデボネア。
前ーに描いたやつの・・・ってもうええっちゅうねん。


今回はデボネアについて、
・ボンネットはクランク状の大げさなトーションバー付きである
・高年式車に装備の電子チューナーがカッチョイイ

という貴重な勉強をしました。


生かせる機会があるかどうかは大いなる謎ですが。





折角の機会なので、滅多にどころか下手をするともう二度と生では見られないような珍しい変なクルマを眺めて回る。ハコスカとかはウチは間に合ってますで基本的にスルー、Zに至っては前回はあのOS-TC24搭載のS30の排ガスを大いに堪能させてもらったが今年は完全スルー、センサーからの信号自体無効にしていたので今改めて記憶を辿っても会場にも駐車場にも一台もなかったような気しかしない。


こちらはどこで見つけてきたんだろうの、フォードプリフェクト。“PREFECT”であって「パーフェクト?」等とエンブレムを読み違えぬようご注意。

会場内の大多数は勿論、只今ご覧の多くにとっても最も馴染みの薄いジャンルではないかとは思うのだが。かく言う小生も二玄社刊「自動車アーカイヴ」を熟読していなければさほどコーフンしなかったであろう。
色々勉強しておくとこういう所では楽しみも増えます。





ご存知、ヒンダスタン・アンバサダー。見ての通りちょっとは近代化された「グランド」というモデルのようだ。

展示車両の中では一番若いはずなのだが、フェンダーには縦にスジがばんばん入ってるしピラーにはペーパー目が出てるしグリルは茶色い汗の跡があるしで「自家塗でレストアですか?」なノリが笑える。

それよりもコレって思ったよりでっかいのね。





そしてそのお隣はうおおぉ!!
ソネットU━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!


こんなん日本にあったのか!


  げ
    ぇ
      !!





しかもV4のじゃなくて、初期の2ストロークのやつですよ奥さん!
カウルを開けてこうやって撮ったら、もうどっちが前かすらわからない(笑)
(注:画像左側が前です)

それはそうと開いたカウルの先っちょが地面に当たってるように見えたが、あれでだいじょぶだったんだろうか。





白煙に注目。


ひと通り見て回って脚も痛くなったのでお茶でも飲んで一休み・・・と思ったまではよかったが、たまたまその時間日が射していて割と暖かかったので冷たいお茶なんか買って、見晴らしがいいからって道路沿いの土手の上になんか陣取ったのが運のツキ。風が冷たくて寒いの寒くないの。気が付くと明らかに体調がヤバイ按配に。マズい。大いにマズい、まだ駐車場見て回ってないのに。





慌てて駐車場に撤退、ヒーターを掛けて小休止。

何とか回復したところで(と半分思い込んで)さらっと回る。
入場前に見られた数台の41系車は既に撤収後であった。残念。





旧車ではないが、こういうノリとセンスには拍手を送りたい。





ハコスカにZもそうだったがケンメリもほぼスルー、ただしこれはちょっと別。
変なホイールを履いていたので眼に留まったのだが、よくよく見たら左ハンドル、「DATSUN 240K」だった。





んで変なホイール。

一見トヨタ純正8スポーク風であるが、純正は中央寄りのリング部に一本ミゾが入るので別モノ。刻印を見たがJWLと入っているだけであった。恐らく当時のパチモンなのだろうとは思うが。





入場前に駐車場前の道路に停まっているのを見て「おお」と思っていたダッジ・コロネット。
サイドマーカーが2連なので1971年と見た。





これまた恐らく大多数のには非常に馴染みのないところであろうが、このケツには多少見覚えがある方もおられるのではないだろうか。このモデルの’75年型があのトミカの丸目のダッジ・コロネットになる。それが角ライトのタテ目になったのが、ヨーデルから出てたアメリカンポリスカーのプラモのやつで・・・って、誰か話に付いて来てくれてます?

こういう誰も乗ってないようなクルマを見ると何とも楽しくなる。





今のが本家とすると、これが日本版というところ?
「横浜55」ナンバーのクジラ。程よいヤレ具合。





そして今回のマニアック大賞・駐車場部門。
ルノー25リムジン!!

かく言う小生もとっさに車名は出てこなかった。しかしエンブレムからルノーなのは明らかだし、ひと目見た瞬間ただのルノーではないdでもない代物である事は瞬時に悟れたのである。


たぶん写真だと上手く伝わらないだろうとは思うのだが・・・・・・





長げeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!

ナマで見る現物はこの3割り増しくらい長い印象であった。特にリヤドア。再び自動車アーカイヴを紐解いてみると、元々の25のホイールベースをどーんと23センチも伸ばし、全長実に4,925ミリ。長いワケだ。

V6・FF・5ドア、こいつが大統領専用車・・・・・・つってもこれの前はシトロエンのCXとか乗ってたわけで・・・


やっぱり
フランス人は
わからん
わはー





今回の戦利品・・・はめぼしいモノはなし。値段に見合ったものも値段を訊かずに買おうと思ったものも殆ど見つけられませんでした、スタビル以外は。
普通に買うと1,500円がとこするのだが、パッケージが型落ちだそうで一本\300の叩き売り、そりゃ買うでしょ。惜しむらくはこの前日にホームジョイで普通に1本買ってしまっていた事だけである。てなワケで既に1本あるので千円札を出して3本くれと言うと、4本で千円でイイと言う。断る理由もないので4本買ったが、5本も要らんので途中でお会いしたローギヤードの人に1本無理矢理押し付ける。
「型落ち」の度合いが気になるが、そもそも劣化防止剤なので本体が簡単に劣化してしまうような事はないでしょう、たぶん。


来年はどうなるか・・・行くとしたらとりあえず駐車場へは少し早めに行くようにしようか、と思う。





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