チェイサー日記(路上抗争篇)
2004年11月〜2005年5月



→とりあえず続くのデスゥ





全然更新していないのである。僅かながらも楽しみにしてくださってる方々には、正直すまんかったという感じなのである。しかし現在エネルギー切れ状態なのでもう暫くは更新できそうにないのである。

主な理由は伍角号の路上死とそれに伴う次期主力戦闘機の確保のため、チェイサーをいじるどころではなかったという事なのだが、実際のところもしそうでなくても更新はされなかったろうと思う。何故って何と言っても取材がいけなかった。

こんな記憶のある方おられないだろうか。旧車雑誌でクルマが取り上げられる。取材されたオーナーのコメントとして「ずっと乗り続けます」等と書かれているにもかかわらず、その数ヵ月後にはその本の個人売買欄で誌面を飾ったクルマが売りに出されている・・・勿論家庭の事情など止むに止まれぬ理由で手放される事もあるのだろうが、そうでなかったらもしかしてもしかしたら取材がいけなかったのかも知れない。

取材となれば勢い片付けをせざるを得ない。それ自体は散らかって何が何だかどうしようもなかった部品用品などが整理整頓されて大変よいのだが、逆に言えば後の事など考えずにやりたいようにやって来た現状(山盛りの部品とか)を思い知らされてしまう事にもなりかねない。そうでなくてもクルマに関わる経緯なぞ訊かれて話す事で、何だかそのクルマとの生活が一区切り付いたように感じてしまったりする事もある。まだ手に入れたばかりの蜜月ならばいざ知らず、多少息切れしかかってる時だったりするともういけない。マグロが泳ぐのを止めると死んでしまうのと同じ・・・んな事ないな、マラソンで途中で立ち止まってしまうともう走れなくなってしまうというのと一緒である。


もし、依頼があっても、ケッシテシュザイヲウケテハナラヌ・・・・。私は、シアワセノヨイコトデス・・・


何だか無意味に手の込んだ言い訳をしている気がしてきた。まあそういう面もないではない。







更新ネタがないので、しばらく前のネタでも。

そう言えば左のエンブレムが削れていたんだった、と思い出し、中古品と交換。新品もいくつかあるのだが勿体無いので使わない。・・・中古もあと数個あるので、たぶんワタシの許に在るうちはこれらの新品の純潔は守られるであろう。

中古といっても最近のものではなく、中学生の時に廃車置場から剥がして来て、再塗装ののち保管してあったものである。十数年のタイムスリップを経て今蘇る。鍍金が曇っていたのでコンパウンドで磨いた。これでも充分綺麗に思えたのだが、新品を出して比べて見るとクロームの光り方が全然違うのでびっくりする。上から新品、磨いたの、磨いてないの。新品は黒光りしている。ぬらり。





エンブレム交換後何気なく見ていたら、リヤフェンダーの裾が錆びている。あらいやだ。こんなサビあったかしら。
と言っても水が溜まったようなサビではなく、ブツけて塗膜が割れたところが錆びている模様。最近錆びが出たというような状態ではないので、単に気が付かなかっただけでしょう。

POR-15のクリアで・・・と思ったら案の定容器の中でカチカチに固まっていたので再購入・・・たぶん次回使おうとするときにはもう固まっているのだらう。これもう少し保つようにならんかなー。鉢植え用の肥料アンプルみたく、少量ずつの密閉容器にするとか。





クラウンセダン購入のごたごたのため2週間ばかり放ったらかしにしておいたら、バッテリーが上がってしまった。とりあえずケーブルでジャンプして始動、数十分間アイドリングしておいたのだが、4日後にまた掛けようとしたらもう掛からない。まもなく2年、寿命ですか?きっちり2年で?いやー全く航空機並みのクオリティコントロールですね全くこん畜生。





使えねー黄色いカーショップブランドのバッテリーはとっとと見限って別のにします。個人的にバッテリーはパナソニックが一番好きなのですがその辺の店ではあまり売っていません。前に一回だけ入った事のあるC級ディスカウント店にあったのを思い出して見に行きますと、あったあったありました。40B19のLとRが最後の一個ずつ。ちっとホコリかぶっとるけどだいじょぶかね、自然放電しちゃってなきゃいいけど。

んでレジへ持ってったらば見るからに賢くなさそうなアルバイト君がビニール袋に入れるのに逆さにしやがりました。箱の上面に希硫酸漏るから逆さにすんなって思いっ切り書いてあんだけど。おじょうちゃん、かんじまだならってないのかな?ツッ込もうかと思ったがちょっとだけだから大丈夫か?と思いつつ帰宅、夕食。んでもってその後そんな事があったのもすっかり忘れて開封。ビニールに入った説明書を取り出してクラウンのリヤシートへぽん、と・・・何で手が濡れてる?

コンマ72秒後に蘇る記憶。泡食ってシート水拭き。から拭き。もっかい水拭き。もっかいから拭き。


とりあえず電話で店長呼び出してクレーム咬ましたのは言うまでもなく。『いやー俺って思ってたより不快な声出せるなー』とか思いながら。とは言え店長といえどそこまでフォローもできないだろうし、あのオマエよかレジ本体の方がなんぼか賢そうじゃといった風情のアルバイト君にいくら怒ったところで2.7秒後には全て忘れている事だろう。実害がなかったからとりあえずよしとしますか。危うく高っかいバッテリーになるところだったが、バッテリーそのものの値段はたったの2k円。安っ。







10日でまたバッテリー上がった・・・_| ̄|○

まぁ原因は分かり切ってまして。ラストアレスターさんが電気喰い過ぎんですね。前々からその兆候はあったけど、バッテリー弱り出したり寒くなったりしてくるともういけません。元々付いてるデジタル時計だけでも、古いものなんでメモリーだけで結構電気喰ってそうですが。
とりあえずヒューズ抜いてきます。

まぁ一番の問題は週に一度エンジン掛けることさえ怠っているとゆうことではある。





ホコリだらけの酷い有様になってしまっていたので、今年最後の洗車とワックス掛け。でも洗車は洗車機!まさに外道。
あ、大晦日までに御飾り付けないと。







2005年あけましておめでとうございます。

しかしなんという雪だったのでしょう。ポータブルガレージの上に積もって皮(何)がたるんで来てしまうので、仕方ないので雪かきしましたよ。





えー、お前ヘッドライト何回出せば気が済むんじゃボケ、というご意見も全くごもっともなので極力さらっと行きます。さらっと。マーシャルの違うのが手に入ったんで換えます。本当はかなり前から手元にあったのですが魔改ぞ・・・失礼、変造マーシャルが某誌記事の売りの一つっぽかったので後回しにしていました。

レンズカット比較、左はこれまで付いてたのと同じやつ(未変造・未再生品)、右が今度付けるやつです。カットも違いますがレンズの形状自体全然違います。今までのはほぼフラット、今度のはかなり丸いです。シールドビーム並み。レンズと反射鏡に若干焼き付きがありますがメッキは程度良好、オカマが多少錆びてますがそれほどではないので鉄用サビ止め塗料を塗ったくって使います。

(以下、画像向かって左側のこれまで付いていたのと同じレンズのものを「平」、同じく右側の今度付けるものを「凸」という)





何で交換したかっていうと、見た目の問題もさることながら実用的な問題の解決でもあります。これ、今度のやつ(凸)を点灯した状態です。光が黄色いのは元々付いてた古いバルブのままだからです。
まぁ、普通ですね。別にどうという事もありません。右に水平線、左に斜め上のライン。左側通行用のライトならどんなクルマでも大抵こういう風に照らされます。

これが今回交換した左側、では今までの(変造・平)ままの右側を見てみます。
※追記あり




はい。って何じゃこら。

ヒドイですねこれは。光量の差による見え方の違いをを差し引いたとしてもひどい。谷間も何もあったもんじゃない。ほとんど真正面しか照らしてないんじゃないですか。ヘッドライトの照射角じゃない気がします。

しかし。勘の鋭い方なら一つ疑問が浮かぶことでしょう。
『これは、魔改造ニコイチ変造による光軸ズレではないのか?』

あり得ますね。充分あり得ます。何しろマーシャル(平)と小糸ハロゲンのニコイチ時、オカマの形状の違いはもとよりバルブの位置(高さ)の違いすら計ってませんから。いや本当は会社のハイトゲージで計るつもりだったんだけど早く付けたかって省略しちゃったんですよ。では右側を同じ(平)で未改造のものと付け替えてみましょう。
※追記あり








これが(平)の本来の照射状態ですって余計ヒドイじゃねえか。

変造後のものと比較されると、多少左上がり気味だった光線が殆ど水平になっているのがお分かりいただけるでしょうか。これは理由が分かっていて、元々変造前の状態で位置決めのダボを合わせて車体に取り付けると、何故か正面から見て車体と垂直水平にならず微妙に時計回りにズレた状態に付いてしまうのですね(最初に付けた時の画像参照→)。なので変造時は、小糸ハロゲンのオカマのトップ位置とマーシャル(平)レンズの(レンズ単体での見た目での)トップを合わせて、車体装着時にレンズが真っ直ぐになるように接着したんです。つまり(平)の本来のバルブの位置関係からは、時計方向に僅かにズレているわけ。そのズレが照射角度に現れた、と。

まぁ多少ズレてようがそうでなかろうが、どっちにしろ感心できるもんではありません。こんな按配だと車検通らなかっても不思議はないかもとか思ったり。つっても光軸調整でどーにかなるのかもしれないけど。右側通行用ライトでも光軸の振り方で通ってしまうらしいし。
※追記
照射状態の違いについては「アメリカ式」「ヨーロッパ式」の違いによるものと後日判明しました。
「アメリカ式」については最初から路肩遠方を照らす設計になっていないため、マーシャルG.T.型の照射状態ならびに光軸には特に問題ありません。
誤解を招く表現をしてしまったことを訂正してお詫び致します。






ちょいとレンズが曇り気味なのが残念ですが、これはレンズの焼き付きと飛び石キズなのでどうにもならず。黄色いバルブの付いたスモール球が入ってましたが、配線が面倒なのと防水・防塵の観点から取り外してアルミテープで穴塞ぎ。表側に光沢面を出しておくと目立ちません。

ついでに言うと指名買い、もとい名前買いしたボッシュのクリスタルジュピター、色味が紫っぽくてあんまり好きになれません。個人的にはバキっと白くて明るい方が好みです。








レンズの丸みがわかるでしょうか。結構表情が変わります。因みに丸いこれのほうが人気があり、オクだと結構なお値段になることが多いです。安めに落とせたのでよかったですが。
これなら車検も問題ないでしょう。


そう車検なんですよもう。もう2年たってしまったのですね。と言うか定期点検したトヨタ店でハガキを送ってきてくれなかったら絶対忘れたまま切らしてしまったと思いますが。危い危い。
本当なら専門店へ出してついでにクーラーコンプレッサーのオーバーホールだとかヘッドのオーバーホールだとかマフラー交換だとか前ダンパー交換だとか色々考えたり考えなかったりしたところですが、今のところそういうノリになれないのでトヨタ店で最低限の油脂類交換だけでさらっと通すだけ通します。5千キロがとこしか乗ってないので別に大丈夫でしょう。

あー、持ち込む前にホイールキャップ外さないとなー。







そして車検完了。何ら滞りなく。
「もしヘッドライトに問題あれば、換えのライトはいくつもあるから連絡して」と言っておいたのだが、幸い何も問題なかったようで。っていうか光軸すらいじってないんでないの?目見当で合わせただけになっていたのだが。

車検は滞りなく済んだのに、車検証が届かない。「リサイクル法の絡みで多少時間がかかるので、来たらお届けします」というので待っていたが、一週間経っても来ない。10日経っても来ない。仮証票の期限が切れても来ない。仕方がないので取りに行く。


毎日忙しく乗り回している人だと、仮のもので期限があるという事もすっかり忘れてしまう可能性もないではないと思うのだが、そういう場合もし捕まったら、責任は当然車両運行者にあるわけで。そういう場合ディーラーとしてはどう落とし前を付けるのであろうか。いっそ捕まってみれば良かったか。





しかし新しいステッカー。
旧車ファンの間では旧い車には似合わないとかいう話も聞くが、正直言うと個人的にはどっちでもいいんではないか?という気もしていた。
貼るまでは。

しかし生憎、似合うとか似合わないとかそういう事は特に感じなかった。思ったのはただひとつ「このステッカー作った奴センスneeeeeeeee!!」それだけ、ただそれだけ。
何にしろ致命的なのはセンスゼロの癖につまらぬ色気を出して斜体にしたせいでステッカーはガラスの真ん中に貼ってあんのに字が寄ってて真ん中に見えないってことでさぁね。


こうしてみると、今まで何も感じなかった前のステッカーが光り輝いて見えてくる。あれはまごうかたなき職人の仕事だったのだ。







出動回数が減っているために、エンジンかけようとする度にバッテリーが上がっているという情けない始末。毎回ジャンプするのも大変なので、D.I.Y.店で特価のバッテリー充電機を購入。ホント言うともっとショボイのなら既に持っているのだが、そっちは部屋に据え置きで常時DC12Vを出力中なのである。外に出なくても自動車用電気装置の作動確認ができるのよー。

それはそうと連日続けて乗った時よりたまーに乗り出した時の方がアイドリングも加速も明らかに安定して力強いのは何故なんだろう。





何気なくリヤフェンダーを見たら、塗装面の曇りと無数の擦り傷が。ポータブルガレージの結露の垂れ落ちが酷いので、ガレージの皮(だから皮言うな)の下に薄いビニールを垂らしてあったのだが、それが弛んで塗装面に擦れたようである。前にも似たような事はあったがどうにも塗膜が弱い。よく考えたらこの頃はまだアクリルラッカーですか?(誰に訊いてる)

右リヤフェンダーだけでなくトランク上面にも結構付いていたので、ソフト99のコンパウンドで研磨。「極細」で軽くさらって「超極細」で追い、ワックスで仕上げ。スワールも少しは消えたかな。本当は全面的に一皮剥きたい所だが、何かあったら恐ろしくてとてもできず。





ついでに走行中ぎしぎし鳴って気になっていた左センターピラーガーニッシュの修理を。





と言ってもさして細かい芸をするほどのものでもなく、ガーニッシュにエプトシーラーの細切れをいっぱい貼り付けて元に戻すだけ。
ガーニッシュはせいぜい厚さ2ミリ程度のブロー(バキューム?)成型品、ちょっとがっくりするほどの安っぽさ。フルレストアついでにこれまた上等とは言い難い天張りを張り直す人がいたら、ここもついでに上半分だけ布張りにしとくとちょっとは高級感が出るかも。
ただし必要もないのに外そうとしたりすると色々と後悔する事になるので止めておくのが吉。オールペンくらいなら外さない方が懸命と思われる。







某所は『ジャッキとスペアタイヤと私』を見直して、そう言えばスペアって標準タイヤ積んでるんだよなー、と思い直し、ずーっと前に解体屋で仕入れてあったテンパーに交換。これで6kg少々の軽量化、のはず。この車台はリヤフロア周りの剛性が不足しているとかしてないとかいう話もあるので、この6kgは結構大きいかもしれない。
万一の安心感も20云年もののタイヤよりはるかに・・・と言いたいところだが、これだってたぶんGX71かなんかのだったハズなので、下手したら20年近い代物。まぁ基本的には暗所保管なので普通に置いてあるタイヤよりは保つのでしょうが。もし買う場合は、できるだけあたらしい マークUワゴンのを かうのよー

薄くなる分、そのまま蝶ネジを締めても固定される前にボルトの山が底付きしてしまう(それって底付きって言うのかね)ので、スペーサーにクラウンのフロントダンパー用アッパーゴムブッシュを。役に立ってよかった、取っといた甲斐があった。

まだ山ほどあるんだけどな。





元々のスペアタイヤカバーは標準タイヤのホイール部だけカバーするようになっている(タイヤは露出)ので、テンパーに使おうとしてもホイールセンターと蝶ネジが出っ張っていてちゃんと固定できない。ホームセンターで2.5ミリ厚の化粧ベニヤを買ってフタにする。ダンプラでもいいと思ったのだが、そのままだとデカくてチェイサーでは持って帰れない・・・
90×90のをカットしてもらって90×70にしたら、丁度ピッタリ。

プリント木目なのは特に他意はない。
他にも白とかクリームとかあったのだが、上向きに反ってたのがこの一枚だけだったから選んだ、というハナシ。





おまけ。
零号車と壱号車、こんなとこまで微妙に違う。
壱号車の方はバルブの所に穴が開いていて、カバーをめくらなくてもエアが入れられるようになっている。親切。

追記:
この前年に生産されたマークUも右のものが使われていたようなので、壱号車も本来は右の仕様が正しいものと思われます。
恐らく使用過程で違うものに入れ替えられていたのでしょう。





そう言えば、これ。
どうしましょうね、複製するとか言って放ってあったこれ。

そのまま複製するのは簡単である。
1.トレペで文字部分トレース
 (または、真正面から写真を撮って原寸大で印刷)
2.緑と黄色の反射シートを買って来て切り抜き
3.緑と黄色をコンバイン 以上おわり、である。
面白くもなんともないって言うかそんなん何年も前に飽きるほどやったわい。何で今さら。

という事で何か考えてます。




→とりあえず続くのデスゥ


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