チェイサー日記(路上抗争篇)
2005年8月〜9月


→わかりましたから落ち着いて下さい






前ページで腹を切って地獄の火の中に投げ込まれて来ようとしましたが、一丁目に電話で問い合わせてみると「一般のお客さんの受付はやってないので、代理店等通して下さい」という。請け負うという所があったので六文送って頼んでみたが、それきり何の音沙汰もない、電話も通じない。
チクショウ、ダマサレタ!!


繋ぎに少し前のネタを。電子の噂によると一部方面で最近の細身の発炎筒に合わせて、この型の太い発炎筒のクリップを細いタイプに付け替える工事がブームらしいのだが、小生は発炎筒よりもむしろ非常信号灯派でして。いや発炎筒が別に嫌いな訳ではないし、昼間は発炎筒の方が視認性がよい事も充分承知しておる(byJAF-MATE)のだが。もしもの時に5分しか保たない、ってのがねえ・・・ロードフレヤー15はどこで買えるのだろうか。
画像のものは小糸製。太いタイプの発炎筒と同じ径だが、胴体のクビレ部分で細いもののクリップにも固定できるようになっている、が、クリップの取り付け位置によっては上手くハマらない場合もある。というかクラウンにはハマらない・・・

それにしてもこのクリップ、一応折り畳めるようにしたつもりらしいのだが、畳んだところで中途半端に起き上がってくるし発炎筒はハメにくいしで、いいとこなしである。どうせ発炎筒がハマっている事の方が多いんだから、別に畳めるようにする必要もなかったと思うのだが・・・





底面はマグネットになっているので車体に突っ立てる事ができ、信号灯はLEDなので一晩くらいなら電池も保つだろう。また懐中電灯も付いているので、むしろ普段はこちらの方が重宝する。

ただし例えば夜の道でパンクして、タイヤ交換のために懐中電灯として足元を照らしている間は非常信号灯としては使えない。当たり前です(ま、地べたででも赤く点滅してればいいってんなら別ですが)。そういう時のためにシガーソケットに繋ぐ探索灯も積んではいるものの、バッテリートラブルで停まっていたらやっぱり使えない。凄く当たり前です。発炎筒と非常信号灯、探索灯と懐中電灯、ついでに携帯電話とJAF会員証も一切合財携帯しましょう。





こういうのもある。メーカー失念。

やはり懐中電灯付き、本体の吸着はマグネットではなく、格納式の脚の先に付いている吸盤で行なう。NSXとかロータスヨーロッパの人向け。ただし洗車をサボってホコリだらけにしていると、くっ付かないで突風で飛んでいく。だから残念ながら使えない。おい。

どうもこの形見たら、ついコレを思い出してねー。
スキャンしてて気付いたが、もう10年経つのか・・・





夏の奇病は出るしエアコンのコンプレッサーはきるきる言い出すし何より暑いしであまりやる気も出ず、オイル交換などしてお茶を濁す。

フィルター交換なしだと4リッター缶ひとつでちょうど適量。前回フィルター交換してないけど、いくらも走ってないから次回に先送り。太口ペットボトル改オイルジョウゴがどこかへ行ってしまいました。また作らないと。





ホームセンターでESSOの安い部分合成オイルが売られていたので買って入れてみた。アイドリング時の油圧が上がった。合成油ってそういう傾向があるとかないとか読んだ事があるけど、こんなもんですか?





ついでにふと思い立って、ラジエターキャップなど交換してみたりする。別に壊れているわけではない(多分)のだが、近所のホームセンターでたまたま売っているのを見つけたので・・・

これまた旧式のデカいキャップなので、イマドキこんなキャップ使ってるクルマあんのかいな?と疑問に思い適合表を確認してみるが・・・載ってない。単に旧型車向けの補給用として作られているのだろう。
アリガタヤアリガタヤ( -人-)







またしても繋ぎ、というわけでもないですが、いくつかプロトタイプを作ってみたっていうかプロトにするつもりじゃなく作ったのに結果プロトになってしまった、例の結局剥がしてしまったコレの後釜のお話。プロト寸前ではあるけどまぁ何とかカタチにはなってるので。

とりあえずそのままレプリカを作っても面白味がないという事で色々やってみたんですよ、ええ。





作り方としては前述のように、カッティングシートの切り貼りで済む場合もあるのですが。切り抜きが細かくなったり色味が増えたりすると正直かなり辛いものです。折角パソコンがあるんですからデジタルで作成と参りましょう。

つっても版下はデジタルでも、実際の作成は思いっ切りアナログなわけで。今回の場合反射式にするため、図版をクリアシートに印刷→反射のカッティングシートに貼り付け→上からクリアのカッティングを重ね貼り、という手順。インクジェットのシール用紙は色々種類があるので、例えばアルミ調のにしたければ、カッティングシートに重ねる必要はなし。しかしインクの耐水性は屋外の雨露には到底耐えうるものではないので、上からのクリア重ね貼りはどうしても避けられず。オーバーコートのツヤのあるなし、表面の質感等は作りたいものに合わせて吟味の必要があるでしょう。

何でボカシかって?ネタ的にギリギリまで引っ張ろうかと思って(笑)。まぁここちょっと引っ張ったところで、もうすぐ下に出てくるんだけど。因みにorzは貰い物、小生の作ではありません。





あと重要なのは「断面に印刷面のインクを露出させない」って事ね。端まで印刷してしまうと、水が染み込んでご覧の有様。周囲は必ず余白を残す事、1ミリくらいあれば理想だろうが図版によっては目立つのでその場合はコンマ5くらいまで追い込んだ方が良いかも。

って結局何だかんだ言って自作の場合モノをいうのは手先なわけですよ。版下だけ作って印刷屋にお任せってんなら別ですが。当然仕上がりはバッチリだが・・・単価がエラい事になるか大量に余るか。どっち選ぶ?





車体への装着については一番簡単な方法が・・・貼る。当たり前だ、シールなんだから。ただしそれでお仕舞い、貼ったり剥がしたりしたりはできない。これも当たり前。特に反射式だといざ剥がそうにも色々大変なのは報告済みの通り。

貼ったり剥がしたりしたい場合、簡単なのはゴム磁石に貼り付ける方法。ただしこれまた至極当然ながら鉄製部品にしか貼れないので、ガラスに貼ったりライフ(古い方)のトランクリッドに貼ったりしたい場合、お勧めなのがガラスに密着してくっ付くフィルム式サンシェード。ツルツル面ならボディでも問題ないが、あまり複雑な曲面には追従しない。尤もそれはゴム磁石でも同様ではある。







という事でこのようになりました。


何故このような事になったかと言いますと愛知万博ね、まもなく終わってしまいますけど。アレの開幕と共に過去の万博の話とかTVでやったりしたわけですよ。で、前回の万博はって話になると我々茨城県民としては当然つくば万博が瞬時に浮かぶ訳ですが、ところがいきなり一気に大阪万博まで遡ってしまったりする訳で。何でかっつうとつくば博は『科学万博』 『科学技術博覧会』であると。正式には「万国博覧会」ではないと。

これが茨城県民に対する挑戦でないとするならば一体何であるかと。



我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている
緑色の束子(たわし)共を叩き起こそう
緑の毛をつかんで引きずり回し
眼を開けさせ思い出させよう

連中に宇宙食の味を思い出させてやる
連中にジャンボトロンの輝きを思い出させてやる
連中に我々の電子の音を思い出させてやる


学園都市と田圃のはざまには
奴らの環境哲学では思いもよらない事があることを
思い出させてやる





ってごめん、熱く語ってみた風だけど全部いま考えた。
本当のスタートは、何の気なしに見た拙宅の冷蔵庫の扉に、コレが付いているのに気付いたところから始まる。
ゴムマグのコスモ星丸の華氏温度計(たぶん)。正常に機能しているかどうかも、何がどうなって何故今これがこの冷蔵庫の扉にくっ付いているのかは定かではない。


因みにこの手のグッズを集めたサイトを覗いてみたが、これと同じものは見つけられなかった。レアモノかも知れぬ。



※洋泉社『つくば科学万博クロニクル』より転載


元ネタは当時実在したステッカー(上)である。と言っても生憎現物を見た事はない。本来はクローム調のようだが、リアパネルに貼るので反射式に変更。
クローム調のプリンタ用紙もあるが、インクが透過してしまうのでこのようにビビッドな配色にはならない、と思う。





シンボルマークは『つくば科学万博クロニクル』にわりと大き目のものが載っていたので修正して使用したが、ロゴが見付からない。特製の書体なので既成のフォントではどうにもならず、Ahooオクで当時の灰皿が安く出品されていたのでフォント欲しさのためだけに入手。ついでにコスモ星丸も大きく印刷されていたので一緒に取り込み、シンボルマークと差し替えようとも思ったが、デザイン上どうにも座りが悪い。当時の担当者に敬意も表してという都合のいい理由を付けて、デザインはそのまま踏襲する。





しかし結局英字のロゴが手に入らなかったので、日本語版に改修。隙間とかバランスが取れなくなるので縦横比もそれなりに変更。下段の文字は日付だけだと盛大にスペースが余ってしまうのでテーマを加えてみた。フォントはあえてあっさりと、そっけない感じを出してみたつもりなのだが・・・果たしてどうだか。

サイズは貼り付ける場所が決定しているので、それに合わせて適当に。





工程自体は前述の通り、と言っても今回の場合透明な上細長いものを2回も重ね貼りしなければならないのでかなりスキルを要する。エアだのゴミだの噛んだら当然終わり、ヨレたり伸びたりして折れ目が付いてもダメ、圧着がムラになってもダメ、フラットが出ないのもダメ、素人にはお勧めできないっていうかむしろ無理。結局全部指で擦って圧着したが、最後の頃は使える指の脂が切れてきてインクを少し滲ませてしまった。ローラーでもあれば少しは楽になるか?

コーナーはカッターで丸めてもいいが、それ専用の角丸めパンチを持っているので使用。ただ普通のホームセンターレベルでは見付かり難いとは思う。ハンズにならある、かも。


あと、ゴム磁石は正直、商品選択をミスった。ちょっと厚過ぎる。
まぁ元々通常のカッティングシートより厚い反射シートに更に2枚重ねているので、その時点でステッカーとしては異常な厚みなのだが。初心者マークくらい薄いといいですね。





ちゃんと反射するので、夜でも安心。
ただ彩色部は反射光でインクが透けて、色が薄く見えてしまうようです。

マグネットなので当然ナンバーの右側にもバンパーにも貼れますが、右のテールランプの下に[トヨタオート三重]と入っているので、それと並んでしまうと多少違和感のあるようなないような。「三重」の部分に「茨城」を重ねてしまうというのも考えたが・・・そこまでするほどの事もないでしょう。
それより個人的なネタとしてはトヨタマークも書体も古いトヨタのヤツそのままで[ネッツトヨタ茨城]ってのを考えたのだが、生憎ネッツに付き合いがないので実行せず。誰かやってくれ。

そう言えば[ホンダプリモ墨東]ってのも考えたが結局実行しなかったなぁ。







おまけ。
某月某日、土浦方面地区、雷、豪雨、一部道路冠水。

逃げようもないので何とか走り抜けましたが、ワイパーの頼りないことったら。HIで周りのクルマのLOより気持ち早いか、くらいだもんなあ。もっともワイパーがどうのこうのって雨量でもなかったのですが。前見えneeeeeeeeee!!


で、帰りに寄ったホームセンターでふと気が付くとこの有様。想定の範囲内ではありますが・・・やっぱりダメだな。雨の降るところで使うものではないようです。




撮影の余裕はありません


ここの所燃料系のブラッシュアップを図っておりまして、というか正確には図りたいと思っているのに思うように進まないと言いますか。とりあえずこの辺はそう思った過程も含めて後でまとめて報告したいと思います。まる。


その一環としてフューエルポンプとフィルターを外したのですが、「予期せぬエラー」というヤツの発生でもって元に戻すハメに。
ヒーコラ言いながら戻したが、エンジン掛けてみたら、ポンプのアウト側ホースの先からダラダラガソリン漏れ。付けたり外したりでホースの先がベロベロに・・・って、3年前の再現かよ。

間に合わせに別のクルマの別の所に付いてたホースを付けてみようとするが、硬化していて全然伸びなくて途中までしか入らない。場所が悪いこともあり、潤滑剤を吹こうが押そうが捩ろうがどーーーしても途中で止まってしまう。ジャッキアップなしの状態で車体の下に潜っているので多少なり低い所にあるのだが、だんだん腕が上がらなくなってくる・・・しかもヤケクソでプライヤーでグリグリやったせいで、ボロホースには亀裂が・・・


小一時間の苦悶の後、ギブアップ。
そのまま放置。





問題のホースは内径8ミリなので、割とポピュラー。農機用にホームセンターでも買える・・・のだが、アレはインジェクション用じゃないでしょう。0.2MPaのプリントがあったりするのだが、このフューエルポンプで2kg/cm2の圧が掛かってしまう・・・
街の部品屋で買えると言う話もあるが、付き合いもないし・・・20mのロールとかでしか買えないと大量に余るし・・・本当は解体屋で新し目のクルマから切ってくるのが正しい作法だとは思うのだが・・・正直、めどいです。

オクで切り売りのを頼んだら、2日後には届いた。
大変迅速な対応で・・・太さ違うぞ。
ホースバンドも頼んだのに数が足りない・・・

リカバリーも早かった、が休みには間に合わず、結局一週間放置。





今度は潜りやすいようにジャッキアップしようと思ったら、ガレージジャッキまでイカレてやがる。油を足したり引いたりハンドルを上げたり下げたりするがどうにも復活せず、面倒臭くなって新しいのを買う。
『御客様の中にジャッキのエア抜きの御得意な方はいらっしゃいませんか?』

最近はガレージジャッキも安いですねえ・・・同じのを買うのも能がないので、ローダウンタイプを購入。もちろんローダウンジャッキの必要性はほぼ皆無だが、スタート地点が低いのに最大高は並みのジャッキと同じだから、ゲタを噛ませばリフト量が更に稼げる。


それにしても何でローダウンジャッキは揃いも揃ってみんな下品な紫色なんだろうか。決め事でもあるのか。





流石に新品のホースは扱い易い・・・ってこれも3年前と一緒じゃねーかYo!
ホースバンドも新調して良い気分です。

エンジン始動は問題なし、ガソリン漏れも皆無・・・
実はこの辺りからほんのりガソリン臭がしている事が時々あったのだが、あんなホースでは無理もない気がする。というかこのクルマのフューエルホースはどれもみんなあんな状態なのよね・・・脱着を繰り返したために痛みが急速に加速しただけで、付けっ放しの状態で触らなければ、自然に破けるまでにはまだ時間があるのだろうが・・・





ガレージジャッキを買ったホームセンターで見つけたアングルプライヤー(というかアングルラジペン?)。車体側のパイプに繋がる方のホースバンドがリヤサブフレームの裏になって脱着が酷くやり辛い(上画像参照)のでもしかして使えるかもと思って買ってみたのだが、マジ便利だった。まさに救世主、980円ポッキリだったのが更に嬉しい。

ただ今後の出動頻度については未知数ではある。





ついでに・・・
燃料系をいじる時には万一に備えてこれくらいは用意してあると安心ですね。

この画像で変な反応した人は立派なパトオタ決定・・・





念のため試運転・・・と行きたいとこですが、流石にこれではマズいですね。マーシャルは部屋の中で干したままです。





クリスタルジュピターは名前はいいけど紫っぽい色味がどうにも気に入らないので、手持ちの蒼いのに交換。純正マーシャルはバルブの上に傘が付いているので、あまり蒼いのが目立ちません。
手元にバルブが一杯あって最早どれが何やら・・・

浸水対策はバルブを留めるリングの周囲に配線用テープを一回り半巻き付けてお仕舞い。最初はアルミテープで塞ごうと思ったものの、めくれたりして変に隙間が開くとかえって毛管現象で水を呼びそうな気がして・・・

でもパッキン外して洗っただけでも密着が良くなったような気がするですよ。




→わかりましたから落ち着いて下さい


発掘篇 路上復帰篇 路上抗争篇

資料室 チェイサーTOP HOME