カタログ資料室
(後期型マークU)
自分の愛車にぴったりあったカタログ、持っているつもりでも持っていなかったりする罠、のはなし。
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![]() (53年8月) |
![]() (53年9月) |
![]() (54年1月) |
上の3点は一見同じようだが、よく見ると表紙が異なる。 マイチェン直後のものは“NEW=MARKU”のロゴが黒色でやや小さめだが、次の版では茶色で一回り大きなロゴとなると同時に、写真の横にバリエーション表記が追加されている。次の版ではロゴが黄土色っぽくなる。表紙のクリーム色の色調もそれぞれ異なるのだが、これは意図したものかどうか不明。 内容の変更と共にパッと見で判別しやすいよう表紙が変わることもよくあるのだが、これらについては内容の違いが見付けられなかった。裏表紙の表記も全て「このカタログの内容は昭和53年8月のもの」となっている。 発行年月に違いがあるので版の順番は明らかだが、実はこれらの表紙全てで昭和53年9月の版が存在する。53年9月に2回変更があったということだろうが、もし同じ発行年月のもので揃えていたら発行順についてはさぞ混乱したことだろう。 因みにこれらは昔、ごくたまに行くカタログ屋で「見付けたらとりあえず買っておく」という今考えると無茶なことをして集めたものなのだが、たまたま整理していて表紙の違いを見付けて愕然としたものの、よくよく見ると手持ちのものは全くダブっておらず全部違う版だった、という嬉しい誤算によって揃ったものである。 今よりは値段も安かったので実に幸運であったが、もちろんお勧めできる方法ではない。お陰でチェイサーのカタログは同じ版がタダ被りである。 |
更に表紙の色が変わる。 54年3月にM-Uエンジンが53年規制になるので、その際の変更であろう。 |
内装色の設定が一部変わったので、バリエーションのページでは差し替えられた写真も多い。 またこれ以前のカタログでは衝撃吸収バンパー車と通常バンパー車を適度に混ぜて載せられていたが、これ以降は衝撃吸収バンパーのアピールがいっそう強くなり、付けるのが当然のような扱いになっている。大部分は撮り直して差し替えられているのだが、合成で済ませようとして失敗した例。バンパーちっちゃいですね。 |
小変更直前までと思われる版。ロゴの“NEW”が削られているのがポイント。 流石にマイチェンから1年何ヶ月も経っててNEWもないよな、ということでしょう。 ディーゼル車が追加された後だが、専用のカタログがあるためかこのカタログ内では「ディーゼルもあります」と軽く触れるだけに留まる。 |
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