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ページ2(360cc) |
ページ3(550cc) |
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以前は総合カタログの方から先にご紹介していましたが、それより前の本カタログが入手できましたので差し替え。 ハッチ55が出たのが昭和51年7月、巻末に初期のキャリイワイドバンが載っているので51年11月〜52年10月のものと判定できますが、それでも恐らくはデビュー時と同じ仕様と思われます。これまた発行年すら何も書いてありません。 「新規格車」が時代を感じさせます。 |
5つの新しいアピールポイント。 |
ポップな背景や野暮ったい配達人、そして先代の釣り目から一転して穏やかな表情とは裏腹に、「迫力の」「見るからにたくましい」「力強い」「地面をはうように」となんだかスポーツカーみたいなコピーが踊ります。 |
外板が変わったのに対し、内装はダッシュボードなどもほぼ360cc時代のまま。 |
先代のような休日のドライブやレジャーユースも忘れません。 リヤビューはバンパーの大型化以外ほとんど変わっていないのが分かります。 |
エンジンは水冷550cc3気筒に換装。 最大出力は25馬力と落ち込むものの、トルクが大きいのは2ストの強み。 |
グレードは上からT、D、B。Tはメタリック塗装にステンレスのバンパー、テープストライプが付く。 |
追記:20140609
中期型?本カタログ(昭和53年(53D))
次に紹介するものより前の本カタログ。
中味については基本的に同じですのでこらまた省略します。
追記:ここまで
後期型?本カタログ(昭和53年(53F))
こちらも本カタログ。裏表紙に「53F」とあるので昭和53年版でしょう。 「F」も普通に考えればFebruaryのFで53年2月版と断定したくなるのですが、同時期のフロンテのカタログで「53K」とか書いてあるのでスズキは全く油断がなりません。まさか神無月のKではなかろう。「51G」というのもあったので恐らくAから順にカウントしているのだろうと推理するのですが、どこからどういう基準でカウントアップしているのかが分からないので、あんまり参考になりません。とりあえず塗色が変更されているので前出のものよりは後のものです。 ※「A」から順に変更されていると判明 「スマートな550の多用途カー」と謳うものの、オフィス風のバックが商用車であることをアピール。もはやデビュー当初の意気込みは感じられません。 軽バンとしてごくごく当たり前なことになっているだけで、非難される要素はこれっぽっちもないのですが。 |
「休日にはレジャー用途に」とは書くものの、わずかに残っていたそういうカットもなくなり、完全にお仕事車という感じ。 |
ブレーキマスターのリザーバーが変わってますね・・・微妙すぎますか。 |
ちなみに拙宅にあったのはベージュのDグレードで、ラジオ、ライター付きでした。 |
「商用車シリーズ」に当たり前のようにジムニーがいるのが、現代の目で見るとちょっとだけ違和感。 レジャーカーとしてより万能作業車としての需要の方がずっと多かったでしょうから、別におかしくはないのですが。 |
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